皆さんこんにちは、TAKAです。
本日は、元商社で働いていた私が、過去に就職留年と大学卒業後フリーターをしていた時の事を話していきたいと思います。
この話は、現在大学に通っている大学生や、これからの就職活動に悩んでいる人たちの大きな助けになるのではないかと考えています。
目次
1. 就職留年の恐怖
私の経験した、就職留年はちょっと特殊かもしれませんが、経歴を説明していきますと、
名古屋のFラン大学生2年次(19歳)終了後
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NY留学7ヶ月(20歳)
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帰国後、Fラン大学退学→1年+半年間は他大に編入学を目指す浪人生になる。
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MARCHの3年次編入試験合格(22歳)
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MARCH 3年次入学(23歳)
MARCHに入ってからは、3年生だったのでまもなく就活が始まり、商社やメーカーなど受けるもSPI(筆記試験)で苦戦し、何とか突破しても面接で落ちまくりました。
また編入生は前在籍していた大学の単位を編入先の大学に移行するのですが、
自分の場合あまり多くの単位を移行できず、編入後は鬼のように単位を取らなければいけませんでした。
大学4年生になって、卒業間近ですが単位が足りず、一年留年する事になり、
就職も決まっていなかった為、実質就職留年みたいな感じになりました。
大学4年生をもう一回やる事になり、25歳という事で、実質3留扱いで就職活動をする事になります。
ですが、ことごとく面接に落ち、多分50社くらいは受けましたが、全部落ちました。
大学卒業後は、フリーターとなり(26歳)、その間も就活をしますが、全く受からず、27歳でなんとか、エネルギー系の商社に入社する事が出来ました。
その会社ではテレアポからの新規飛び込み営業をする毎日でした。
しかしその会社の将来性と、自分のやりたかった英語を使用した仕事が出来なかったので、4ヶ月で辞める事になり、またフリーターになりました。
ですが、すぐにまた専門商社に就職する事が出来、27歳でこの会社のキャリアをスタートさせる事になりました。
入社後は直ぐに英語を使用した仕事が舞い込んできて、自分の理想の仕事をやらせて貰う事が出来ました。
日本の企業で英語を必要としている会社に行くと、いきなりデカい仕事が舞い込んで来たりします。
2. 英語によって一発逆転
私は以上のように、英語力を評価されて商社に入る事が出来ました。
この会社は9-17時で帰れるかなりホワイトな商社かと思います。
自分の場合これだけ人よりも出遅れていましたが、就職は英語という武器に助けられました。
英語というスキルを身に付ければ、就職が危ぶまれているほとんどの人は高い確率で逆転出来るのではないかと思います。
しかし、今思えば、大学4年生の時に留年などせずに、しっかりと自分に合った会社を見極めて内定を狙いに行くべきでした。
ポイント
徹底的に自己分析して、この分野なら他者に負けないと思うものを見つける必要があったと思います。
それは何でも構いません、本を読むことが得意だったり、文章を書くのが得意だったり、
自分一人で何かに没頭する事が好きだったりとあらゆる事が実は、社会で働くうえで強みになったりしていくものです。
自分の中でここだけは譲れないモノがあったら、それを軸として就職を考えるのが良いでしょう。
もし今の自分が大学4年生になったら、商社も良いですが、多分社員数10名以下くらいのスタートアップ企業に行くと思います。
なぜかと言われますと、個人の成長出来るスピードが全然違って来るからです、若い内に力を付けたい人や、起業を考えている人は、
一人一人の裁量が大きい小さな会社でかつ経営者がめちゃくちゃ優秀な人がいる会社に行くのがいいと思います。
人は若いうちしか、成長出来ません。脳がスポンジのように吸収力のある時は、とにかく自分の成長出来る環境に居た方がいいです。
なるべく経営者に近いポジションでビジネスを大きくする事を学ぶのが、いいのではないでしょうか。
英語学習におすすめなサイトもまとめていますので、良かったら参考にして下さい
3. 英語と同じくらい重要なスキルとは
今の時代英語と同じくらい、重要なスキルはやはり何と言っても、プログラミングやインターネットを使って何かを生み出すスキルではないでしょうか?
コンピューターを使って、何か創作物が生み出せるようになると、とても価値の高い人材として、企業からは重宝されるようになります。
ポイント
とりわけ日本では、イノベーションに関してはかなり弱い国だと感じます。
日本の国民性は、単一民族で周りの輪を乱さない協調性が特に重要視され、一つのコミュニティの中で浮足立った発言や行動、
目立つような事をすれば周りから叩かれる事があるのは皆さんもご存知だと思います。
それに対して、米国などでは世界中から優秀な学生が集まり、皆が自己主張をしリーダーシップを発揮します。
人前でのプレゼンなども、米国の学生は得意だったりしますが、それは通常の授業などで人前で話すことを日常的にやらせている事が影響しています。
また米国の一流大学のエリート学生 上位層は、医者や弁護士にはならずに、情報学部などへ行きコンピューターサイエンスを学ぶ傾向にあります。
米国市場のエンジニア職が手にする所得はもはや医者や弁護士のそれをはるかに上回っており、西海岸のシリコンバレーではコンピューターオタクのプログラマー達が、
既存のフレームワークを打ち壊す破壊的なイノベーションを生み出すようなサービスやプロダクトを開発しています。
例えば、YoutubeやGoogleなども西海岸にありますし、私たちが普段使っているサービスやアプリケーションなどは、
こういった米国の超優秀なエンジニアたちが生み出しているのが現実なので、コンピューターサイエンスの分野は一流学生たちにとっては金のなる木なのです。
アマゾン、Google、Face book、ヤフーなど、時代のトップを走る企業は、全てインターネットを使用する会社です。
そんな中、やはり何か一個人が圧倒的に効率良くビジネスをやろうと考えた場合、インターネット抜きには出来ません。
4.これからの進路を考えている若者へ
今の若い人たちには、是非インターネットのスキルを学べてかつ英語力を必要としているスタートアップの企業を目指して欲しいと思います。
そういった会社は大企業のように、そこまでハイスペックな人材は求めていないはずです。
圧倒的に個人が成長出来る会社に行くのが、多分一番おすすめかなと思います。
多くの学生が大企業を目指す理由としては、高い給与所得、福利厚生、将来の安定性などが挙げられるかと思います。
正直に言って今を生きる我々の世の中は、とてつもない速度でテクノロジーが進化しているのが現実でしょう。
あらゆる現存するモノ、サービスは日々淘汰され新しいモノに生まれ変わっています。
例えば、ガソリンを使用する自動車はもうあと数年で無くなり、電気自動車オンリーの世の中がやって来るでしょう。
そうなればこれまでトヨタ一強だった国内の自動車産業の勢力図も変わってくるでしょうし、
何よりガソリンエンジンの自動車を製造していた下請け企業が一斉に無くなり、多くの失業者で溢れてしまう事も予想されます。
それ以上にAIとロボットが労働者に取って代わり、働く場所が無くなってしまう事も想定できるでしょう。
2022年現在、米国のアイビーリーグ(東海岸の名門大学群)のトップの優秀な学生達が就職するのは、アップルでもGoogleでもなく、シリコンバレーのスタートアップ企業です。
理由は圧倒的に成長出来るから。
なので将来自分でビジネスをやりたい人、成長したい人はぜひスタートアップ企業に行くのをおすすめします。