この記事はパート1からの続きです。
SEO対策とは|検索上位を勝ち取る○○の対策パート①
SEO対策とは、「Search Engine Optimization」(検索エンジン最適化)という意味で、Googleの検索エンジンで上位表示を獲得するために行われる一連の施策を示します。
簡単に言うとSEOとは「自分のサイトを検索上位に押し上げるための施策」を言います。
SEO対策で最も重要なことは、「ユーザーの深層心理を見抜き、心の奥に眠っている潜在ニーズを完璧に満たすようなコンテンツを作り上げる」ことと言えます。
今回の記事では、そんなSEOにおいて絶対に欠かせない施策のみに焦点を絞り、稼いでいるブロガーなら当たり前にやっている施策について解説しております。
ブログ初心者の方でも本記事を隅々まで読んで頂ければ、必ずSEOで驚くほどの結果を出せることをお約束しましょう。
SEO対策のステップと全体的な流れ
それでは、多くのトップブロガーの人たちやWebマーケティングの会社でも採用されているSEO対策の全体的な流れを紹介していきます。
これからあなた自身がやっていくべき、SEOとも言えますので何度も読み返してみてください。
コンテンツSEO | ユーザーが120%満足し、生活の質を大幅に向上させるコンテンツ |
内部SEO対策 | ・クローリング最適化 ・インデックス最適化 |
外部SEO対策 | ・SNSやオフラインにおいての被リンク獲得 |
※サイト設計+ユーザーエクスペリエンスの向上
これらを分けるとこのように分類できる。
- サイトの設計:SEOを強力なものにしていくキーワード選定
- コンテンツSEO:ユーザーが120%満足し、生活の質を大幅に向上させるコンテンツ
- クローリング最適化:クローラーを効果的に巡回できるようにする
- インデックス最適化:コンテンツを適切に認識してもらう
- 外部被リンクの獲得:SNSやオフラインでの知名度/被リンク獲得
- ユーザーエクスペリエンスの追及
この中でも特に注視すべきは、「コンテンツSEO」です。
あらゆるSEO施策の中でも特に一番強力でかつエネルギーを投じるべきものです。
一方でキーワード選定や内部対策、外部対策などはコンテンツを適切に評価してもらうためのサポート的なSEOになります。
コンテンツやサイトのあらゆる部分が良ければ、口コミで広がりたくさんのファンやリピーターが付いてくるようになります。
そこからさらに拡散され、ビジネスは加速度的に成長していくのです。
本記事で紹介していくSEOの施策、ステップはあなたのビジネスを飛躍的に成長させるためのエッセンスです。
SEOの恩恵を最大限に受けるためにも、記事の内容を一つずつ再現してみてください。
SEO対策その1 サイトの構造を設計する
検索エンジンで上位表示を思いのままにしていくSEO施策の最初のステップはキーワード選定から始まります。
その理由下記となります。
- 需要の把握:どれくらいの検索ユーザーがそのキーワードに対して、見込めるか
- コンテンツの方向性:コンテンツを書くときに、どのキーワードで対策していくべきか判断できる
- サイトの設計:キーワードを洗い出し、階層構造、カテゴリーの分別などサイトを設計しやすくなる
キーワード調査を緻密に行うと、「どれほどの検索ボリュームがあるか」「コンテンツの方向性はどうしていくべきか」「コンテンツの配置はどう決めていくか」が判断できるようになります。
これらを行うことで、SEOに強いサイト設計を自然に行うことができるのです。
順番に必要なポイントを解説しますので、参考にしてみてください。
1-1. メディアミッション(Webサイトの使命)を決める
まずいきなりですが、Webサイトのメディアミッションを決めましょう。キーワード選定やサイト設計などはこれを抜きにして行うことはできません。
SEOにおいて、メディアミッションのある/なしは下記のように違いが出てきます。
- メディアミッションがあるサイト:テーマがはっきりしており、専門分野に特化している(SEO的に強い)
- メディアミッションがないサイト:テーマが良く分からず、専門分野に弱いためターゲット層が無い(SEOに弱い)
メディアミッションがあると、選定キーワードのテーマが定まり専門分野に強くなります。
メディアミッションを目標としたキーワード選定を意識しましょう。
結果、サイトにストックされているコンテンツが一つ一つのパーツとなり、全体を作り上げることができるので、テーマが定まってどんなサイトか一発で分かるようになります。
これにより、SEOが強くなっていくのです。
メディアミッションが無い場合、選定していくキーワードが定まらずどんなことに特化しているサイトか分からなくなるため、雑記サイトになってしまいます。
プログラミングについてのサイトなのに、旅行などのコンテンツが混ざっていたり、英語関連のサイトなのにグルメの情報が記載されているなど、テーマがバラバラだと狙ったターゲットを集客できなくなる恐れがあるのです。
検索ユーザーにとって、関係ないジャンル同士の記事が含まれていると、サイト全体の価値が低くなるため、SEOにも弱くなってしまうのです。
私のサイトでも、サイトのジャンルとは全く異なる時事ネタのコンテンツを投稿してもほとんど反応がありませんでした。
最近のSEOは専門分野に特化したサイトが評価される傾向にあり、この流れはこれからも続いていくことが予想されます。
まずはメディアミッションを決めて、それに沿うキーワード選定をしていきましょう。
1-2. サイトのテーマに沿って関連キーワードと検索ボリュームを洗い出す
あなたのサイト、ブログのメインテーマに沿って関連するキーワードを洗いざらい出してみましょう。
どんなに小さなことでも良いので、少しでも関連するものはできる限り抽出してください。
想像できないような圧倒的な集客に繋がるキーワードも見つけることができるかもしれないからです。
例えば、私のブログサイトでは「ブログ運営/SEO、英語関連」を主要テーマとしていますので、関連キーワードは、ブログ運営、SEO、Webライティング、SNS、TOEIC、英語リスニングなどが挙げられます。
キーワードは下記の方法で抽出してみてください。
- あなたのブログサイトに関する書籍などを参考にする
- ブログ仲間で出し合ってみる
- Yahoo!知恵袋を使用する
- Twitterを使用する
- ラッコキーワードを使う(一番おすすめ!)
あなたの扱うテーマに関連するキーワードが出せたら、上記の方法でより多くのキーワードを浮き彫りにしてください。
それが終わったら、Googleキーワードプランナーを使って、月間検索ボリュームを出してみましょう。
無料で使えます。
この流れで、抽出できたキーワードはExcelなどにまとめて、保存しておくのも良いでしょう。
この作業は大変骨の折れる作業ですが、サイトの基礎を作り上げるものなので、欠かさず全力でチャレンジしてください。
1-3. 重要キーワードはリストにまとめる
Excelにキーワードがまとめ終わったら、優先順位を付けつつ重要キーワードをまとめていきましょう。
目安は、200くらいのキーワードが出せれば御の字でしょう。
重要キーワードは下記の基準で抽出すると良いです。
- 検索ボリュームが多いキーワードから選定する:PVを意識する
- 商品の購入に繋がりやすいキーワードを選んでいく:CV(コンバージョン)を意識する
SEO対策で成果を出すには、「PV」「CV」を考えていかなければなりません。
ビジネスの成果に繋がらないキーワードは検索結果で1位を取っても意味が無いからです。
あなたの運営するWebサイトで重要なキーワードを2つの視点から整理していきましょう。
1-4. 重要キーワードを中心にサイト構造を作っていく
キーワードをもとにして、サイトの構造を作り上げてください。
サイトの基本構造
トップページ | ||||||||
カテゴリーA | カテゴリーB | カテゴリーC | ||||||
Aのコンテンツ | Aのコンテンツ | Aのコンテンツ | Bのコンテンツ | Bのコンテンツ | Bのコンテンツ | Cのコンテンツ | Cのコンテンツ | Cのコンテンツ |
サイト設計はそれぞれのページに、キーワードを入れていく流れです。
- トップページ:サイトを代表するメインキーワード
- カテゴリページ:メインキーワードを構成する複数のキーワード郡
- 記事コンテンツ:カテゴリページを構成する各記事ページ
例えば、「ブログ」に関するサイトの場合、以下のような構造になります。
トップページ ブログ |
||||
カテゴリーA SEO |
カテゴリーB アフィリエイト |
|||
記事A-1 SEO 方法 |
記事A-2 SEO 内部対策 |
記事B-1 アフィリエイト 単価 |
記事B-2 アフィリエイト 貼り方 |
上記のように、重要キーワード(トップページ)を中心として、下層構造を作っていくことで、綺麗なサイト構造を設計できます。
これがサイトの土台となるものです。
この基本構造が作られれば、ユーザーとGoogleのクローラー両方から読まれやすサイトとなるのです。
そしてさらに、サイトのSEO効果を高めるために以下の点を意識してください。
2. 記事同士の階層構造を整理
面倒ですが、これだけ注意してサイトの設計をすることで、より大きなSEOの効果を出せるでしょうし、サイトが整理されて運営自体が楽になります。
1. 漏れなくダブりもない構造を作る
Webサイトは原則として、漏れ/ダブりの無い構造に設計しましょう。ユーザーが目的のコンテンツにたどり着きやすくなるためです。
例えば、あなたのブログサイトで「英語学習」を扱っている場合、「日常英会話」「ビジネス英語」という2つのカテゴリーを用意すれば、漏れなくダブりも無い構造となります。
では、「日常英会話」「ビジネス英語」「リスニング英語」と3つのカテゴリーにしたらどうなるでしょうか?
リスニング英語は日常英会話、ビジネス英語どちらでも当てはまる可能性があるのでダブりが発生していることになります。
このダブりを避けなければなりません。
ただ、SEOにおいては重要キーワードがまとめられない可能性もあります。
例えば、「ビジネス英語」「リスニング英語」の2つとも重要なキーワードと観る場合、どちらかをカテゴリーから無くすのは難しい。
(重要キーワードを設定したカテゴリーページはSEOの恩恵を受ける傾向にあります。なぜならカテゴリーの下層の記事ページSEOの影響を上層のカテゴリーはダイレクトに受けるためです)
これらを考えると、なるべく漏れダブりを避けてサイト設計を作りつつ、重要なキーワードはカテゴリーに設定していくことが無難だと判断できるのです。
2. 記事同士の階層構造を整理
通常、サイトは「トップページ」「カテゴリーページ」「記事ページ」の3階層に分かれます。
ただ、記事ページ同士が階層構造がある作りをすることで、効果的なサイト構造にすることができるのです。
トップページ ブログ |
||||
カテゴリーA SEO |
カテゴリーB アフィリエイト |
|||
記事A-a SEO 方法 |
記事A-b SEO 基礎的情報 |
|||
記事A-a を支える記事① SEO 外部対策 |
記事A-a を支える記事② SEO 内部対策 |
記事A-a を支える記事③ SEO コンテンツ |
記事A-a を支える記事④ SEO 事例 |
本来のディレクトリ構造は、記事ページの下層にさらに記事ページを配置するという事は考えられません。
ただ、記事ページの下層にさらに記事ページを配置していくと、実はユーザービリティが高くなることがあります。
それはユーザーの内部回遊率を上げることができるからです。
上記の例のように、「SEOの方法を知りたいユーザー」にとって重要視されるコンテンツを下層に配置しています。SEOの方法を知りたいユーザーは、SEOの外部対策、内部対策、コンテンツ、事例などは貴重な情報源であり、欠かせないコンテンツだからです。
これによりユーザーは何度も検索することなく、一つのサイトで自分の抱えるほとんどの悩みを解決できるようになります。
※参考
さらに階層構造のわかりやすいサイトを作るには、パンくずリストを設定すると良いです。
パンくずリストとは、サイト訪問者がいま自分がどの階層、ページにいるか位置情報を教えてくれるリンクを示します。
パンくずリストを設定することで、ユーザーは下記のことが分かります。
・そのサイトがどのようなテーマを扱い、どんなサイト構造をしているか
つまり、重要キーワードをメインとして設計されているWebサイトの階層構造は、パンくずリストを使うとユーザーの利便性が格段に上がるのです。
パンくずリストの設定方法はこちらをどうぞ
SEO対策その2 コンテンツSEO
現代において、最も重要なSEOはコンテンツSEOであると言われています。
なぜなら、ユーザーの潜在的なニーズを満たすための情報全てがコンテンツ自体に含まれているからです。
突き詰めて言えば、コンテンツが最高なモノになっていれば、他のあらゆる施策が十分に実行できていなくても、大概はSEOがしっかり効いてくるのが自然なのです。
Google自身も、コンテンツはあらゆる施策のなかで最も大きなSEOの影響を生み出すという公言をしています。
人を惹きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。
コンテンツSEOの最重要課題は一つしかなく。「ユーザーに対していかに価値を提供できるか?」という視点で、コンテンツを作ることであります。
良質なコンテンツとは、「ユーザーが120%満足でき、生活の質を大幅に向上させるコンテンツ」ということが言えるのです。
つまりどういう事かと言うと、ユーザーの表面的なニーズに限らず深層心理に眠っている潜在ニーズを汲み取り、ユーザーのライフスタイルそのものを幸せにするくらい「力」のあるコンテンツということです。
またより詳細に説明すれば、”実際にユーザーが自分自身でその内容を再現できること”が良質なコンテンツと言われる条件です。
ニーズを捉え応援するだけなら簡単ですが、そうではなく
ニーズを満たしてユーザー自身が再現する事で自ら生活の質を上げることができるコンテンツが、良質なコンテツなのです。
このような良質なコンテンツを作成するために、私は常に4つの視点に沿ってコンテンツを作っています。
4つの視点を正しく理解し、アウトプットすることで、SEOに強い質の高いコンテンツを創ることができるのです。
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目指すべきコンテンツSEOとは
「ユーザーが120%満足し生活の質を大幅に向上させるコンテンツ」
・信頼性(Authenticity):信頼できる内容を発信する
・独自性(Originality):独自の価値を創造する
・表現(Expression):わかりやすい表現で伝える
順番に解説します。
2-1. ニーズ(Insight):ユーザーニーズを把握する
ユーザーニーズを120%満足させるコンテンツを作成するためにはニーズをしっかりと把握する必要があります。
ニーズとは、自分がこうしたい/欲しいと考えている願望のことで、ユーザーが持っている欲求を示します。
そしてニーズは大きく分けると「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2つに分けられます。
- 顕在ニーズ:ユーザーが自分自身でイメージできるニーズ(表面化されているニーズ)
- 潜在ニーズ:ユーザーが自分自身でイメージ化できていないニーズ(心の奥底に眠っているニーズ)
顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズまで完璧に満たせるコンテンツを作ると、ユーザーを120%満足させられるコンテンツを届けることが可能です。
例えば、「英語 話せる」で検索するユーザーのニーズを考えるとする。
誰もが「英語が話せるようになりたい」と考えてこの人は検索しているんだなと思うはずです。
しかし、それだけでは120%の満足度を達成できません。
英語を話せるようになりたいというニーズは、あくまで表面化されたニーズでしかありません。
「英語 話せる」と検索するユーザーが今一体どういう状況にあり、その人物の年齢、性別、日常生活などを想像し、この人の本当に叶えたい望みが何なのかイメージしてください。
例えば、この人物は確かに英語を話せるようになりたいのだが、ただ話せるだけではなく「日常会話レベルまで話せるようになりたい」のか、「ビジネス英会話レベルまで話せるようになりたい」のか、「ネイティブスピーカーのようなネイティブ発音で話しがしたいのか」で全然追い求める理想が異なってきます。
このようにユーザーには本当に解決したい願望があり、それを解決する為にこの人に対してどんな情報を提供すれば良いのか徹底的に考えることが重要なのです。
そのような願望を解決するために、ただ単に英語を話せるようになる方法を提示するのではなく、どのレベルで話せるようになりたいのか明確化、区別し、ターゲット層を絞りながら初心者の人が確実に再現できるレベルくらいに文章を分かりやすく工夫する必要があります。
ここまで徹底的に考えて初めて、ユーザーの120%の満足度が得られるようなコンテンツに仕上げることが可能となってくるのです。
表面化されたニーズを把握するだけでなく、そのキーワードで検索するユーザーの心の奥底に眠るニーズ(潜在ニーズ)が一体何なのかまずは先に把握しておかないといけないのです。
顕在ニーズと潜在ニーズの例を下記に紹介します。
検索キーワード | 顕在ニーズ | 潜在ニーズ |
SEO | SEOの基本的な知識や対策方法が知りたい | 検索結果で上位表示を獲得し、圧倒的なアクセスを集めたい |
アフィリエイト | アフィリエイト広告の知識と稼ぐ方法を知りたい | アフィリエイトで月収100万を稼げるようになりたい |
コピーライティング | コピーライティングのやり方、知識を身に付けたい | コピーライティングを駆使して生計を立てれるようになりたい |
2-2. 信頼(Authenticity):信頼できる内容を発信する
どれほどニーズをしっかり把握して記事を書いても、その発信に信頼性が担保されていないとユーザーに信用されません。
コンテンツの内容を真剣に受け止めてくれない可能性が出てくるのです。
ユーザーが納得してそれを忠実に再現してくれるように行動まで促すためには、信頼性をとことん追求していかなければならないです。
信頼性が保証できるほどのコンテンツ作りを目指してください。
Googleは信頼性の高いコンテンツを作ることの重要性を「高品質コンテンツ公式ガイドライン」にて「E-A-T」という定義で解説しています。
E-A-Tとは
専門性、権威性、信頼性の頭文字を取った言葉のことで、Googleの造語であります。
下記を見てください。
権威性(Authoritativeness):コンテンツ作者、コンテンツ内容、Webサイトに権威性はあるのか
信頼性(Trustworthiness):コンテンツ作者、コンテンツ内容、Webサイトにおける信頼性があるのか
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ブログの質を上げる記事の書き方【Google目線+読者目線】
E-A-Tのほかに、YMYLもしっかりと理解しておきましょう。
YMYLとは
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語です。
Googleの「高品質コンテンツ公式ガイドライン」で「人びとの幸福、健康、経済的安定、安全に影響を与えるページ」のことを示して使われます。
Googleは、Webページが人々にどのような影響を与えるのか常に考えています。
間違った情報やデマなどが世に出回れば、その情報発信源であるGoogleの責任にもなってくるからです。
だからこそ信頼性のあるWebサイトを作り、人々の生活に役立つような価値のある情報が発信されるサイト作りを目指すべきなのです。
例えば、
- 学術論文や書籍などを根拠に記事を書く
- 専門家もしくは専門的な知識を持っているスペシャリストが記事を書く
- 常に客観的な視点で物事を話せるように、自論を織り交ぜないこと
- データや検証から得たエビデンスのある真実に基づいた記事を書く
信頼のおけるコンテンツを作成するとはどういう事なのか、自分自身に問いかけてみてください。
発リンクの重要性
被リンクと同様に、発リンクも実は重要です。
価値の無いリンクを外部に発信しても意味は無いのです。
信頼のおける記事を参考にしてコンテンツを作れば、このコンテンツは信頼のおけるデータを使っていると見なされて、コンテンツの価値が向上します。
私のブログ記事でも、信頼できるWebサイトの記事リンクを各ページに貼ったところ、SEOにかなり良い影響が出た事例があります。
引用元を記載する場合は、信頼のおけるWebサイトのページをできる限り記載しましょう。
2-3. 独自性(Originality):独自の価値を創造する
コンテンツは、競合の記事よりも価値の高い独自性のあるものでないといけません。
つまり、記事にオリジナリティを持たせるのです。
他の記事を真似しても、良い結果は生まれません。 コンテンツは相対的に評価されるものであり、他のコンテンツと似たような内容を書いても、ユーザーにとって価値の高いものとはならないのです。
競合性を考慮して、独自性がありオリジナリティ溢れるコンテンツを作りましょう。
ちなみに独自の価値を創り出すのは実はそんなに難しいことではありません。
誰でも工夫次第でオリジナリティを生み出せるのです。
下記の表を参考にしてください。
原料 | 加工品 | ユーザーにとって | |
知識 | ⇒ | 手順化 | 行動しやすくなる |
データ | タスク化 | 理解しやすくなる | |
経験 | グラフ化 | 判断しやすくなる | |
図解 | |||
複数のデータを集計 |
あなたが保有している知識やデータ、経験は原料です。それらを加工することで、独自の価値を創り出すことができるのです。
つまり
- 手順化
- タスク化
- グラフ化
- 図解で説明
- 複数のデータを集計
などの加工をすることで、従来では存在しなかった独自の価値を生み出すことが可能になるのです。
あなたが今まで作り上げてきた記事を再度見直してください。
文章がただ書いてあるだけの内容になっていないでしょうか? それらの情報は手順化することでユーザーにとって再現性の高い内容になるのでは無いでしょうか?
例えば、「カレーライス 作り方」というキーワードで考えてみましょう。
どのような工夫をしていけば、独自に価値を創り出せるのでしょうか?
ただ単にカレーライスの作り方を紹介するだけでは、他の記事に埋もれてしまいます。
私なら下記のように、工夫をするでしょう。
- カレーライスの作り方をすべて手順化する
- 実際に作っている様子を各工程ごとに撮影して、画像でわかりやすく説明する
- 細かい包丁さばきなどは、動画を使って丁寧に解説する
- 料理道具を比較して、自分が信頼できる道具のみを紹介する
おそらくこれらを工夫すると、世の中のライバルサイトにある記事にはない独自の価値を生み出すことができるでしょう。
私はこういった工夫を常日頃から意識し続けた結果、SEOで上位表示をキープし続けるコンテンツを何度も目にしてきました。
書いてある内容は同じだとしても、加工の仕方で届けられる価値というものは全く変わってくるのです。
あなたのコンテンツが生み出せるオリジナリティとは何なのか、徹底的に考える習慣を身に付けましょう。
2-4. 表現(Expression):わかりやすい表現で伝える
ユーザーにとってわかりやすい記事を書くようにしましょう。
いくら内容が良かったとしても、結論が遠かったり、情報の整理が甘いとユーザーは記事を最後まで読んでくれません。
分かりやすさを追い求めるには、注意点は多々ありますが、特にコンテンツ作成で気を付ける点は下記に記載します。
- 論理的に目次を作り、漏れダブりは避ける
- 結論ファースト
- 確かな根拠/データを提示する
- 読者が納得できる具体的な事例を紹介する
- 見出しを見てどんな内容なのか分かるようにする
- 箇条書きはできるだけ使う
- 表、イラスト、図などを積極的使う
- 装飾は要所要所で使い、重要な点を強調する
- 何が実現できるかアピールする
- ユーザーが行動に移せるように、分かりやすい主張をする
- 誤字脱字無いようにチェックする
これらはわかりやすい表現にするためのポイントですが、これらを実行するだけでも相当に分かりやすい記事になるはずです。