SEOキーワード選定と聞いて、大半の人は漠然と月間検索ボリュームを気にするのではないでしょうか?
しかし、効果的なSEOを発揮する為には、それ以外のことにも注力しなければいけません。
SEOで圧倒的な成果を出すためには、下記の5つのステップが必要になってきます。
- 効果的なSEOキーワードをリストアップする
- 検索数を調べる
- ライバルサイトの詳細を調べる
- 対策するキーワードの順番を気を付ける
- 検索エンジンと読者の両方から評価されるコンテンツのアイデアを考える
逆を言えば、これらさえきっちりとこなし、ある程度の経験を積んでいけば、誰でも狙い通りに検索エンジンで上位表示できるようになります。
今回の記事では、そのための「必要不可欠なSEOキーワード選定の方法と、検索上位表示を勝ち取るための必須な5ステップ」を順番に解説していきます。
1. 効果的なSEOキーワードをリストアップ
SEOキーワード選定の最初にやることは、候補とするSEOキーワードをピックアップするところから始まります。
もちろん人間の頭で、キーワードの候補を考え出すのには、限界があります。
そこで、下記の方法でピックアップする習慣を付けましょう。
検索上位のサイトをリストに上げる
まずは、あなたのビジネスに関連あるキーワードを、SEOチェキさんの検索上位サイトチェックツールを使い検索してください。
Googleの検索エンジンは、一人一人の検索履歴をデータとして蓄積しつつ、あなたが普段よく見るサイトやブログを優先的に表示するように設定されています。
このツールを使うと、あなたの過去の検索履歴やサイト閲覧データに影響されない純粋な検索上位のサイトを確認することができます。
まずはこのツールで、あなたのビジネスに関連性の高いSEOキーワードを入力し、上位のサイトをピックアップしてください。
ライバルサイトを参考にSEOキーワードを抽出する
現代では、ありとあらゆる企業に優秀なWebマーケティング担当者やSEOのコンサルがおり、最新のSEO施策をしています。
検索上位を取るようなサイトは、そうしたプロフェショナルが適切なSEO対策をしているサイトである可能性が高いです。
検索上位の様々なサイトを調べて、タイトルなどによく使われているSEOキーワードを見つけましょう。
それらのキーワードは大抵、需要があり、多くの検索ボリュームを見込めるキーワードである可能性が高いのです。
2. 各SEOキーワードの月間検索ボリュームを調べる
次に、Googleキーワードプランナーを使って、ピックアップしたSEOキーワードの月間検索ボリュームを調べます。
Googleキーワードプランナーにキーワードを入力することで、キーワードに関連するワードも含めて、月間検索ボリュームを割り出すことができます。
この時点で、月間検索ボリュームが少ないSEOキーワードは排除してください。
有効な検索ボリューム数は、100~1000くらいが狙いどころです。
このくらいのボリューム感だと、少な過ぎず多過ぎずなので、そこそこ検索されかつ法人サイトなどの強豪と戦わなくて済むことが挙げられます。
あまりに検索ボリュームが多いと、真っ向から法人サイトと勝負する事になり、上位表示は極めて難しくなるでしょう。
3. ライバルサイトの詳細を調べる
ここまで、月間検索ボリュームやあなたのブログジャンルと関連性の高いSEOキーワードは選定できたかと思います。
ここからは、ライバルサイトの状況を調べてどんなSEOキーワードで記事を書いていくのが一番成果が出せるのか、データを参考にしながら決めていきます。
下記のデータが必要となります。
- 上位表示されているライバルサイトの記事
- 被リンクの数
- 記事の検索順位
- SEO難易度
それでは、順番に説明します。
1:上位表示されているライバルサイトの記事を分析
ここまでのステップでピックアップしたSEOキーワードで、上位表示されている競合のサイトを確認しましょう。
検索エンジンで1位~10位に表示されているサイトに関して
・コンテンツ内容
の2つを調べます。
2:ライバルサイトの被リンクの状況を調べる
次に、ライバルサイトの被リンクの数を調べます。
㈱DEVOが提供しているhanasakiganiというツールを使うと良いです。
URLを入力するだけで、被リンク数が表示されます。
初めのうちは、検索順位1位~10位くらいまでを調べると良いです。
Excelに書き出して記録しておきましょう。
3:記事の検索順位とSEOの難易度
SEOキーワードで上位表示されているサイトの平均記事ランクとSEOの難易度を調べてみましょう。これも先ほどの㈱DEVOが提供するrishirikonbuというツールを使えば、簡単に調べられます。
キーワードを入力すれば、データを表示してくれます。
4. 対策する順番を決めていく
ここまでで、あらゆるSEOキーワードに関するデータ
- 月間検索数
- ライバルサイトの記事
- 被リンク数
- 記事の順位
- SEO難易度
以上をリストアップできたかと思います。
これらピックアップしたSEOキーワードから、どれを優先して記事を書いていくか決めましょう。
あなたのサイトが立ち上げたばかりの初期のものであれば、多少月間検索ボリュームが少なくても、ライバルサイトがあまり強くないものからキーワードを選んでいきましょう。
もし仮に、あなたのブログサイトがページランクが高く、既にサイトのドメインに被リンクが多く獲得できているのであれば、強豪のひしめくキーワードでも月間検索ボリュームが多いキーワードで記事を書いていくべきです。
こういった、キーワード選定⇒記事の執筆を繰り返し、データを溜めていくことで、効率よいキーワードを探していきましょう。
何度も仮説、検証を繰り返すことで、キーワード選定の精度も上がっていき検索エンジンで自分の好きなように上位表示ができるのです。
5. Webコンテンツのアイディアを洗い出す
Googleが一番目指していることは、「検索エンジンユーザーにとって最も役に立つサイトを提供すること」です。
従って、最終的には、一番質の高いコンテンツを作っているサイトがSEOでトップを取ることができます。
最後に、選定したSEOキーワードで検索上位を取るために、どんなWebコンテンツを作っていけば良いのかという案を考えてみましょう。
SEOで自分の思い通りに上位を取るためのWebコンテンツ作成方法は下記になります。
- Webコンテンツの目的を決める
- Webサイトに必要な3種類のコンテンツを理解する
- 人々の求めているニーズを把握する
- 各Webコンテンツに導線を貼っておく
SEOは経験を積むほどに、よりパフォーマンスを発揮する
SEOだけに留まらず、Webマーケティングは全てのデータに関しては、数字分析が可能となります。
そうしたデータの分析、判断力を上げるには、多くの場数が必要となります。
作成したコンテンツはしっかりと数字で分析して、度重なる改善が必要です。
この経験を積んでいけば、必ず圧倒的な集客を実現できるサイトを作り上げることができるようになるでしょう。