ブログの記事で選定したキーワードがなかなか上位表示できない...
「どうすれば記事にもっと多くの集客が見込めるようになるのだろうか? ブログで検索上位を獲得するにはどんなキーワード選定を行えば良いのだろうか?」
こんなお悩みを解決していきます。
本記事の内容
・ロングテールSEOの概要、基本的な知識
・最も力を発揮するロングテールSEOの手順
・ロングテールSEOを細分化し、最大効果に繋げる方法
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、ブログ歴1年9ヶ月。
今回は、私がブログの記事で検索上位を獲得しているやり方と、その具体的なテクニック(ロングテールSEO)について書いていきます。
ところで皆さんは、ビッグキーワードを狙って記事を書いていませんか?
ビッグキーワードにこだわり過ぎると、検索上位表示どころか、誰の目にも止まらない記事が出来上がってしまうかもしれません。
結局のところ、現代のSEOは昔のような小手先のテクニックは通用せず、量と質が伴わないとどんなキーワードを使っても上位を獲得することができません。
ロングテールキーワードを極めると、短期間でも自然とビッグキーワードで上位表示を獲得できるようになります。
それは外部の被リンクやドメインの年齢にも関係無くです。
ロングテールSEOを極めることで、どんなに小さな個人ブロガーでも短期間で上位表示を達成できるようになりますので、今回の記事でその極意を学んでいただき、最終的にはビッグキーワードも制覇していくための具体的な手順を学んでください。
ロングテールSEOは大きな力を秘めている
②:ロングテールキーワードでCVR(成約率)を上げる
③:SEOはロングテールが基本原則
ロングテールSEOは、検索ボリューム自体は少ないが成約に繋がるアクセスを集められる複合的なキーワードのことです。
おおよそ、月間平均検索ボリューム100~1000くらいが目安でしょう。
下記の2点から、ロングテールSEOは絶対に必須となります。
・ロングテールキーワードは成約率の高さが圧倒的に高い。
順番に解説していきます。
①:ブログのメイン集客は原則ロングテールキーワード
例えば、バズ部のクライアントの全Webサイトではビッグ/ミドルキーワードで検索流入が2割ほど、ロングテールキーワードでは8割の流入があります。
この数字から分かるように、一般に検索流入の8割はロングテールキーワードから生まれるのです。
またサイト自体が成長すればするほど、ロングテールキーワードからより大きくの流入が見込めるようにもなっていきます。
②:ロングテールキーワードでCVRを上げる
ロングテールキーワードから流入してくるユーザーは基本的にコンバージョン率がかなり高い。
なぜロングテールキーワードはビッグ/ミドルキーワードと比べてコンバージョン率が高くなるかというと、より具体的(複合)なキーワードで検索するユーザーはその検索キーワードに対しての関心度が検索前からかなり高い状態にあるからです。
ロングテールで検索する=その情報をどうしても手に入れたいと思う/もしくは購入の一歩手前まで来ている
という事が言えます。
この原理が理解出来るようになれば、あとはどんなキーワードでどういった事を書いていけば良いのかという事がある程度掴めてくるでしょう。
③:SEOはロングテールが基本原則
以上のように、ブログでの集客や売上のベースとなるのものはロングテールキーワードを元に生み出していくとよいです。
コツコツと質の高いコンテンツ作りを意識すれば、検索上位を取ることが容易になってきます。
またロングテールキーワードでひたすら記事を作り続けていくと、最終的にはビッグキーワードやミドルキーワードで上位表示することが可能となってきます。
コンテンツSEOに真剣に取り組むことは、下手な外部対策の被リンク獲得よりもよっぽど安定した集客を実現でき、かつGoogleに長期的に評価され続けることができるのです。
ロングテールSEOの概要、基本的な知識
②:ロングテールキーワードで一つ一つの記事を作る
③:ミドルキーワードとビッグキーワードの攻略
それではロングテールSEOの大まかな流れや、基礎的な情報を説明します。
まずは一番大切なサイト設計に関することを解説していきます。
①:ロングテールSEOにおいて、最大効果を発揮するサイト構造
まずは下記をご覧ください。
WebサイトTop | |||||
カテゴリーA | カテゴリーB | カテゴリーC | |||
カテゴリーAの記事 |
カテゴリーAの記事 | カテゴリーBの記事 | カテゴリーBの記事 | カテゴリーCの記事 | カテゴリーCの記事 |
上記のような、三階層のシンプルな構造であれば、記事をひたすら投稿するだけでSEOは下記のように成果を発揮するでしょう。
2. クローラーが記事ページを認識したり、被リンクを得ることでカテゴリーページにSEO効果を発揮する。
3. カテゴリーページに効果が出れば、トップページにも良い影響を及ぼす。
上記のSEOの効果を頭に入れて、ロングテールSEOを施していけばミドル/ビッグキーワードでも成果を発揮できるようになっていきます。
②:ロングテールキーワードで一つ一つの記事を作る
記事を書くときは、ロングテールキーワードに徹底して書いていくようにしましょう。
大切なのは、どれだけ検索ボリュームが小さくても一つ一つの記事に全力を投じることです。
どの記事でも、読者の検索意図を120%満たして、かつ多くの人に有益だと思われないとSNSで拡散されたり、自然な被リンクの獲得が難しくなってしまうからです。
SNSの拡散や、被リンクの獲得ができないと、Webサイト自体のドメインパワーが上がらなかったり、Googleからの評価を得ることだって難しくなるでしょう。
ロングテールキーワードは検索数が少ないとはいえ、コンバージョン率がビッグキーワードやミドルキーワードよりも遥かに高くなる傾向にあるので、相対的に観れば地道なロングテールのコンテンツ作りはリターンが大きいのです。
③:ミドルキーワードとビッグキーワードの攻略
GoogleのクローラーはWebサイト上の各記事ページを巡回して回り、カテゴリーページにも行き来しています。
なので、質の高い記事を投稿するたびにカテゴリーページのSEOは強化されて、Googleの検索結果にも自然と上位表示されるようになっていくのです。
またWebサイトのトップページは全ての記事、カテゴリーページからのSEO効果を集約して影響を受けるため、最も強力なSEOを発揮するようになります。
ロングテールSEOでコツコツコンテンツ作成に臨めば、いずれビッグキーワードでも上位にランクインできるようになってきます。
なのでカテゴリーページと記事ページから、トップページまでの導線を引いていくよう(内部リンク対策)にしましょう。
最後にもう一度、どんなコンテンツにも手を抜かず読者のニーズを120%満たすことができれば、ロングテールSEOを継続していくだけでミドルキーワード、ビッグキーワードのどちらでも、どんなキーワードを用いても検索上位を意のままに獲得することができるようになります。
もちろん一朝一夕に質の高いコンテンツを作りだすというのは、なかなかできるものではありませんが、常に高い意識を持っていれば読者のハートを掴むような記事が書けるようになっていくはずです。
どんなワードでも検索上位を獲得するためのSEOキーワードの基礎
最も力を発揮するロングテールSEOの手順
②:カテゴリーページでもキーワード選定
③:カテゴリーページのロングテールSEO
④:コンテンツSEOを攻略せよ
⑤:ロングテールSEOはコンテンツSEOである
ここからは、ロングテールSEOの具体的な手順について解説していきます。
正直な話、やることは至ってシンプルです。
①:トップページのキーワード選定
ロングテールSEOを実践するには、Webサイトのメインとなるキーワードを決めなければいけません。
トップページにどんなキーワードを持ってくるのか、例えばブログ運営についての専門サイトを作るとすれば、「ブログ」がトップページに設定されるキーワードになります。
ちなみにGoogleキーワードプランナーで調べると、「ブログ」の月間検索ボリュームは10万~100万という圧倒的な検索数がありますので、需要は大きいですがそれだけ競合が多い証明でもあります。
②:カテゴリーページでもキーワード選定
次に、ブログの関連キーワードでカテゴリーにするキーワードを決めていきます。
下記のように、ボリューム数の多いキーワードで選定していくようにしましょう。
ミドルキーワード | 月間平均検索ボリューム |
ブログ 始め方 | 1~10万 |
ブログ アフィリエイト | 1000~1万 |
ブログ 副業 | 1000~1万 |
これらのある程度まとまった検索ボリュームがある、ロングテールキーワードを狙ってカテゴリーページに設定していくと良いでしょう。
※カテゴリーページをロングテールキーワードで設定せずにサイト運営してきた方は、早めにカテゴリーページを作っておくと良いです。
カテゴリーがあるか無いかだけでも、大きくSEOの効果は変わってきますよ。
③:カテゴリーページのロングテールSEO
カテゴリーにある程度のキーワードが設定出来たら、各カテゴリー用の記事をそれぞれ作るためのロングテールキーワードを検索していきましょう。「ブログ SEO」のカテゴリーでは下記のようなキーワードが出てきます。
ロングテールキーワード | 月間平均検索ボリューム |
ブログ SEO | 100~1000 |
ブログ SEO とは | 100~1000 |
ブログ SEO 対策 | 100~1000 |
海外 SEO ブログ | 100~1000 |
これらのロングテールキーワードを選びながら、質の高い記事を書き続けることによって「ブログ SEO」というミドルキーワードでも上位に表示できるようになっていくのです。
「ブログ アフィリエイト」「ブログ 集客」など、他のカテゴリーも作っていき、ロングテールキーワードの記事を量産していくことで、WebサイトのSEOはどんどん強化されていきます。
④:コンテンツSEOを攻略せよ
以上のように、ロングテールキーワードの選定がある程度できてくるようになったら、それぞれのキーワードで毎日コツコツと質の高いコンテンツ作りを心掛けていきましょう。
記事の投稿が増えてくれば、様々なロングテールSEOの効果が効き始めてくるかと思います。
また各記事ごとに、選定するキーワードは一つに定めましょう。
一つの記事に、一つのキーワードを使うようにして、複数のキーワードを混ぜないようにしてください。
一つの記事にあまりキーワードを複数使うと、Googleから重複コンテンツと判断されることがあります。
また複数ページで、同じキーワード選定をしていくことでも重複コンテンツとみなされ検索順位に悪影響を及ぼします。
ロングテールキーワードを使った記事の検索ボリュームは確かに少ないかもしれないですが、そこからコンバージョンを連発してくれるような記事になってくれます。
キーワードが複合的になることで、読者の検索意欲はかなり高いことが分かり、ポテンシャルカスタマーになる可能性が高いのです。
コンバージョンを狙うには、ロングテールキーワードで市場の隙間を狙うようにしていきましょう。
またコンテンツの質も常に最高品質を目指していくようにして下さい、コンテンツが最高なモノであれば安定的にコンバージョンの高い記事になりうるでしょう。
⑤:ロングテールSEOはコンテンツSEOである
ロングテールSEOはコンテンツSEOに直結する。
「コンテンツを徹底的に磨いていけば、ユーザーの満足度を向上でき自然と検索上位表示されるようになります」
現在、Googleの検索エンジンではコンテンツの中身次第で検索順位を決めるようにしているため、徹底してキーワードにはこだわるようにして中身重視の記事を量産するようにしましょう。
質の高いコンテンツ作りを心がけているサイトは、いずれミドルやビッグキーワードでの上位を勝ち取れるようになっていくはずです。
ロングテールSEOを細分化し、最大効果に繋げる方法
②:SEO改善が必要なキーワードの施策
③:コンテンツの中身が改善余地ありな、キーワード施策
ロングテールキーワードでの検索流入が増えてきたのであれば、次に行うのはツールを使った分析であります。
Googleアナリティクスを使えば、キーワードのデータ分析ができるのでそこからコンバージョンやPV数の改善をしていくようにしましょう。
①:ロングテールキーワードを分解する
Googleアナリティクスでキーワードごとの検索ボリューム、コンバージョン率を分析してキーワードの状況把握をしていきましょう。
キーワードはコンバージョンに繋がらなければ意味が無いです、現状の状態を調べてどうすれば読者の心に刺さるキーワードとなり得るか考えていくようにしましょう。
1. 現状維持すべきキーワードとは
検索流入がが安定して高く、コンバージョン率も高ければ特にいじる必要はないです。
定期的にリライトしたり、クリック率などにも注意して検索順位が落ちないようにフォローしていきましょう。
2. SEO改善が必要なキーワードとは
コンバージョン率が高くても、検索流入が少ないとSEO改善が必要です。
キーワードの検索順位を上げていけば、コンバージョン率もそれに比例して一気に上昇していくことがいえます。
3. 記事のリライトが必要なキーワード
検索流入が多くて、コンバージョン率が低いキーワードは記事の中身が伴っていないことが多いです。
記事をリライトして、質を高くしていけばコンバージョンが上げられる可能性があるので抜本的な質の改善を目指しましょう。
4. 切り捨てるべきキーワード
検索流入が少なくて、コンバージョンも低いキーワードは改善が見込めないことが多いです。
検索流入が多くても、コンバージョンが0ならいっそのこと切り捨てるか、もしくは完全にフルリライトするかどちらかに絞りましょう。
②:SEO改善が必要なキーワードの施策
コンバージョン率が高くても、検索順位が上位にランクインしてないキーワードの記事は、SEOの改善が必要です。
下記に具体的なSEO対策を解説します。
1. タイトルを改善
タイトルをリライトすることで、SEOの効果を発揮することができます。
・タイトルにロングテールキーワードを差し込む
・タイトルに抜群のキャッチコピーを入れていく
タイトル次第で読まれるか、読まれないかの全てが決まってしまうので特に気を付けて、徹底してクリック率を上げる努力をしていきましょう。
2. メタディスクリプションをリライトしていく
メタディスクリプションはSEOの検索順位を直接決定付ける要因にはならないですが、読者のクリック率には大きく影響します。
タイトルの次に重要なコンテンツの看板となってくるので、手抜きせずにクリックせずにはいられない内容を書いていくことが必要です。
SEOに影響するメタディスクリプションの書き方【クリック率4倍】
3. SEOの内部強化
サイトの中で、PV数の多い集客ができている記事から、検索順位を上げたい記事への内部リンクを貼っていくようにしましょう。
これにより、クローラーがその記事に何度も回遊するようになり、SEOの効果を上げることができます。
ただし、関連性が高い記事のリンクを貼らないと効果は発揮できません。
③:コンテンツの中身が改善余地ありな、キーワード施策
検索流入は多いのにコンバージョン率が良くないキーワードや、以前は高かったのになぜか下がってしまったものなどは下記で対処しましょう。
1. コンテンツをリライトして最新のものにしましょう。
コンバージョン率が下がる最大の理由としては、単純に記事の内容が古くなってしまった場合などが挙げられます。
まずは記事を最新のものにして、日付も最新に変えておき読者に新しい情報であることをアピールしましょう。
2. 記事の質を上げていく。
ユーザーは基本、記事の内容に満足できないと商品を購入しようとは思わないです。
ユーザーが記事を読んで何かしらのアクションを起こすには、その情報に納得できるだけのインパクトを与えないといけないです。
そのためには、自分が何か欲しいものがあった時にどんな情報が書いてあれば購入したいと思えるのか? 購買意欲を掻き立てるモノは一体何の情報が良いのか考えて、読者にとって最高に満足できる情報を提供しなければいけません。
SEOで上位表示するための記事の書き方【文章構成とライティング】
まとめ:【SEO】ロングテールを極めて集客力を強化する為の知識と対応策
・ロングテールSEOは大きな力を秘めている
②:ロングテールキーワードでCVRを上げる
③:SEOはロングテールが基本原則
・ロングテールSEOの概要、基本的な知識
②:ロングテールキーワードで一つ一つの記事を作る
③:ミドルキーワードとビッグキーワードの攻略
・最も力を発揮するロングテールSEOの手順
②:カテゴリーページでもキーワード選定
③:カテゴリーページのロングテールSEO
④:コンテンツSEOを攻略せよ
⑤:ロングテールSEOはコンテンツSEOである
・ロングテールSEOを細分化し、最大効果に繋げる方法
②:SEO改善が必要なキーワードの施策
③:コンテンツの中身が改善余地ありな、キーワード施策