ブログ記事のキーワード選定が上手くできていないのか、PVが増えなくて困っている...
「どうしたら検索上位を獲得できるような、ブログ記事を書けるのだろうか。キーワード選定も苦手だし...」
こんなお悩みを解決していきます。
本記事の内容
・キーワード選定で必要な3つの視野
・コンバージョンまでのキーワード選定の方法
・キーワード選定で生じる疑問と、回答
本記事の信頼性
この記事を書いている私はブログ歴1年9ヶ月。
ブログのキーワード選定って本当に難しいと思います。
どれだけ深く考えても、考えても正解が分からないですし、検索上位を獲得するのはあらゆる要素が関わってくるのでなかなか一筋縄ではいきません。
キーワード選定は、SEOで上位表示を獲得するために絶対に避けては通れない要素であり、誰もが困難を味わうことになるかと思います。
キーワード選定を適当にやってしまえば、誰からも必要とされないような無価値のサイトが出来上がってしまい、ブログ運営で成果を出すことはできません。
キーワード選定とはブロガーたちにとって永遠の共通の悩みのテーマであり、いかにこれを乗り越えるかがブロガーで生きていけるかどうかだと思います。
今回の記事では、
2. 優先順位が高いキーワードの選定方法
3. コンバージョンを意識したキーワードの選定方法
これらを解説していきます。
上記をしっかりクリアしていくことで、検索上位を獲得できるサイトの構築が可能なはずです。
最後までじっくり読んでいただければと思います。
検索上位を獲得するSEOキーワード選定の具体的ステップ4
②:組み合わせのキーワードと、検索ボリュームを確認する
➂:良質なキーワードを選定していく
④:サイトの方向性を決めていく
順に解説します。
①:関連するキーワードを徹底的に絞り出そう
まず、あなたのブログのジャンルに関連するキーワードをとにかく大量に書き出してみましょう。
ここで重要なことは「これは関係ないだろう」という間違った思い込みを無くし、とにかく考えられる限り多くのキーワードを出してください。
例えば、このブログサイトは「主にブログ運営/SEOについて記事を書いている」ので、関連性あるキーワードはブログ運営、SEO、コピーライティング、Webマーケティング、SNSなどが関連キーワードとなります。
下記のようにキーワードを洗い出してみてください。
・Webマーケティング
・コピーライティング
・PV数
・内部SEO対策
・外部SEO対策
・コンテンツマーケティング
・ブログ
・文章
・SNS
・集客
・WordPress
・コンバージョン
上記のキーワードは下記の方法で洗い出そう。
2. 関連書籍などから、キーワードをピックアップする
3. Googleの検索結果から抜き出す
4. Yahoo知恵袋
1. 自分で考える
自分の頭で考えだすのは、結構重要です。
実はこのやり方が一番多くのキーワードを洗い出せるはずです。
例えば、ブログ運営について主に記事を書いている方であれば、普段から競合サイトの記事を読み込んだり、Twitterなどで多くのキーワードに触れる機会があるはずです。
自分が思っている以上に多くの情報に触れてきているはずなので、必要になる6~7割くらいはこのやり方でキーワードを抽出できると思います。
とにかくたくさんの数を出すことにフォーカスして、書き出してみてください。
2. 関連書籍などから、キーワードをピックアップする
関連書籍から、キーワードをピックアップしていくやり方は意外とおすすめです。
本から得られる知識や情報というのは、非常に役に立つことが多いです。
特に先人たちが何年もかけて積み上げてきた、経験や知識をたった数千円程度の投資で知ることができ、かつ短い時間でそれらを自分のモノにしていくことができます。
本で本格的に一つの分野を極めることはとても有益なことなのです。
3. Googleの検索結果から抜き出す
Googleの検索結果は非常に多くの関連キーワードを抽出することができます。
例えば、「ブログ」と検索してみると、下記のようにキーワードが出てきます。
・ブログランキング
・ブログ村
・ブログ 始め方
・ブログ おすすめ
・ブログ収入
・ブログ収益化
・ブログとは
・ブログ 一般人
・ブログ 稼ぐ
このように検索結果を参考にすると、多くのユーザーが検索に使うキーワードが表示されるので、とても有効的に活用することができます。
特に重要なキーワードを探すようにして、ネットの力を使いながら新しいキーワードを出していくようにしましょう。
4. Yahoo知恵袋
ユーザーの生の声を聞いてみたいと考える方は、Yahoo知恵袋を参考にしてみましょう。
Googleの検索結果では、生の声までは拾い出せないからです。
Yahoo知恵袋を参考にすると、ユーザーが日頃抱えている悩みなどのキーワードをピックアップすることができます。
またYahoo知恵袋には、非常に多くのキーワードを見つけることができますし、
ブログの読者が考える検索キーワードは時として、ブログ運営者でも思いもつかないような特殊なキーワードが見受けられることもあります。
ユーザーのリアルな声を聞きだすことは、時として大きな成果を生み出すようなキラーフレーズを発見することに繋がることだってあるのです。
またSNSのTwitterなども、ユーザーのリアルな声を聞けたりする貴重な情報源です。
Yahoo知恵袋以上に、今トレンドに乗っているキーワードを見つけ出すことができるツールなのでTwitterもしっかり有効活用するようにしていってください。
②:組み合わせのキーワードと、検索ボリュームを確認する
2. Googleキーワードプランナーにて、月間検索ボリュームを確認する
続いての施策は、組み合わせのキーワードと検索ボリュームを出していくことです。
さきほどのステップ①で洗い出したキーワードの1つを選定してください。
1. ラッコキーワードで検索
まずは、キーワードサジェストツール(関連キーワードを一括で取得することができるツール)のラッコキーワードを利用しましょう。
ラッコキーワードで自分の好きなキーワードを入力していく。
関連キーワードがたくさん出てきますが、表示されているすべてのキーワードをコピーしてください。
2. Googleキーワードプランナーにて、月間検索ボリュームを確認する
次にGoogleキーワードプランナーに移動しましょう。(Googleが公式で提供する広告運用のツールになります)
さきほどラッコキーワードでコピーしたキーワードを、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の画面に入力して、月間平均検索ボリュームを出してみましょう。
100~1000の検索ボリューム数が狙い目と言えます。
100~1000の検索ボリュームであれば、そこまで競合も強くなく上位表示を獲得しやすいキーワードであるため、このキーワードに狙いを定めて記事を書いていくようにしましょう。
④:サイトの方向性を決めていく
ここまでのステップを踏むと、ある程度どんなキーワードで記事を書いていくべきか方向性が見えてくるでしょう。
基本的なサイト構造は下記のようになります。
Webサイトの基本構造
トップページ | Webサイトの玄関口 | どんなサイトなのか一目で分かるようにする |
カテゴリーページ |
サイトの各ジャンルに該当し、ブログ運営についてのサイトなら、「SEO」「アフィリエイト」「集客」などジャンル別にカテゴリーページを作っていく |
どんな記事を書いていくのかで、カテゴリーページを決める |
各コンテンツページ | カテゴリーページを構成する個々のキーワードから作られるページ | 関連キーワードを使って、各ページを作っていく |
上記のように3階層に分けて、サイト構造を作り下記の視点も持つようにしていきましょう。
2. 記事ページ同士の上下関係を作る
1. ダブりのないような構造にしていく
ダブりがあると、記事を探すのが分かりにくくなりユーザーにとって使いづらいサイトになってしまう恐れがあります。
例えば、英語学習についてのブログサイトの場合、「英会話」「TOEIC向け英会話」「ビジネス英会話」とあると、ダブっていることになります。
ビジネス英会話は、英会話にもTOEIC向け英会話の中にも入れることができるので、こういったダブりを無くしていった方がいいでしょう。
※ただビジネス英会話がどうしても、重要キーワードであるならば、削らずにカテゴリーページとして追加しても良いです。
上層であるカテゴリーページは下層の各記事ページからのSEOの恩恵を受けやすいので、重要キーワードはカテゴリーページに追加していくのが得策と言えるのです。
2. 記事ページ同士の上下関係を作る
各記事ページの下に、さらに記事ページを作るのは普通はおかしい話ですが、
記事ページの下層にさらに記事ページを作ることで、記事ページ同士の関係性を定義付けることが可能になります。
記事A:英語学習 おすすめ | ||
記事Aを支える下層記事:英語学習 効率化 | 記事Aを支える下層記事:英語学習 発音 | 記事Aを支える下層記事:英語学習 スピーキング |
「英語学習 おすすめ」というキーワードに対して、「英語学習 効率化」など個別具体的なキーワードを下層に入れ、このように記事ページ同士の関係性をはっきりさせてサイト構造を作り上げることで、内部リンクを迷うことなく貼っていくことができるかと思います。
キーワード選定で必要な3つの視野
②:自分のサイトの視点(自分の強みは何か)
➂:マーケットの視点(どの分野が多くのニーズがあるのか)
キーワード選定が終わったら、どんな領域で優先的に記事を書いていけば良いのか、3つの視点から優先順位を決めて記事を書いていく方法を伝授します。
①:ライバルサイトの視点(勝てるフィールドで戦う)
まずはライバルサイトの視点です。
競合性が低く、穴場の領域を狙っていくのが基本のセオリーです。
自分が選定したキーワードで検索を掛けて、上位表示されている記事を見てみましょう。
選定したキーワードでユーザーのニーズが満たされるような記事が上位に来ているでしょうか、もしニーズに合わない内容の記事が表示されているならば、そのキーワードは競合性が低いことが考えられます。
逆にニーズが満たされるような質の高い記事が上位に表示されているのであれば、競合性が高いと思われます。
「ニーズを満たせていないキーワード」を狙って、ニッチな領域で勝負するようにしていきましょう。
また上位表示している記事が、どのくらいの情報量を含んでいるのかも重要な指標です。
ライバルが真似できないくらいの、多くのデータを集められた記事や長い時間を掛けて作られた記事は競合性が高い可能性があります。
多くの労力を書けて記事が作られると、そうでない記事に比べてGoogleから高い評価を受けることが多いのです。
もし最短でSEOで結果を出したいのであれば、競合性の高いキーワードで戦うのは避けたほうが良いです。
②:自分のサイトの視点(自分の強みは何か)
この視点は、数多くのコンテンツでひしめくネット上において自分のサイトにしかない強みを見出すことです。
ブログ運営、転職、英語関連、プログラミングなどをテーマに扱うWebサイトやブログは星の数ほどに存在します。
そんな中で、自分のサイトにしかないオリジナルのカラーを出すことは非常に重要です。
例えば、私のブログサイトでは、過去の自分の落ちこぼれ状態から英語で人生を逆転したこと、大学編入の経験や壮絶な就職活動を送っていたことなど、あまり普通の人が経験しないようなことを記事にして、オリジナリティーを出すようにしています。
つまり私の数少ない強みは、「落ちこぼれでも努力して英語を身に付ければ、人生を劇的に変えられることを証明できること」です。
自分がどのサイトよりもこれはアピールできる、得意としていることがあればそれを全面に押し出していきましょう。
➂:マーケットの視点(どの分野が多くのニーズがあるのか)
最後はマーケットの視点です。
魚のいない釣り堀で釣りをしても、魚が釣れないように、需要のないフィールドに対して記事を書いても読まれない記事になってしまいます。
おすすめは、検索ボリューム100~1000のキーワードで攻めていくことです。
これくらいの検索ボリュームが個人ブロガーにとって、最も攻めやすく上位表示も取りやすいからです。
検索ボリュームは多すぎても競合が強すぎますし、ボリュームが少なすぎても需要が無くなってしまうので、ほどほどのところに狙いを定めて勝てるフィールドで戦うようにしていきましょう。
コンバージョンまでのキーワード選定の方法
②:関心を持ってもらう【コンバージョンまでの道のり】
➂:検討段階になったら【コンバージョンまでの道のり】
多くのブロガーにとって、商品のコンバージョンまでたどり着くことが最大の目標になるかと思います。
コンバージョンを獲得するまでには、そこにたどり着くための過程を考えながらキーワード選定していかなければなりません。
ユーザーの行動を細分化して、集客→教育→セールスの流れを考えながらキーワードを吟味していくのです。
特に、ユーザーに「知ってもらう」「関心を寄せてもらう」「検討してもらう」
この3つの要素を分解しながら、最適解のキーワードを見出していくことが必要になってきます。
①:知ってもらうこと【コンバージョンまでの道のり】
記事を書くにあたって、最も重要なことは知ってもらうことです。
そもそもあなたの存在を知らないとコンバージョンもへったくれもありません。
まずはユーザーが何をきっかけにあなたの書いた記事を知ることになるのか、そのきっかけから、ユーザーの悩み→キーワード選定といった流れで進めてみましょう。
例えば、WordPressの有料テーマ広告をコンバージョンしてもらいたいと仮定した場合、下記を参考にしください。
<知ってもらうきっかけ>
WordPressのブログで集客を増やしたいと考えるユーザーがいる場合
<悩み>
できるだけ、最短効率で集客したいニーズがある。
<悩みを持っているユーザーはどんなキーワード利用するか>
ブログ 集客
ブログ PV数 有料テーマ
またあまり売り込み色の強い記事を書くのは避けましょう。コンバージョンを意識せず、相手の状況を考えてどんなキーワードであれば検索してくる可能性が高いと言えるか徹底的に考える努力が必要です。
ブログ公開後1年2か月で月間30万PVに到達した、学校法人の事例
②:関心を持ってもらう【コンバージョンまでの道のり】
関心を持ってもらうこととは、あなたが記事で紹介する商品やサービスなどに関心を持ってもらう事です。
あなたの書いた記事に関心を持ってもらう事になるきっかけはどのようなものがあるのか、ユーザーの悩みも考えながらキーワードを想像していきましょう。
<関心を持ってもらうきっかけ>
有料テーマを購入することが、今の自分にとって最適な解決手段だと考えるに至るような状況。
<悩みは何か>
有料テーマが気になっているが、本当にテーマ導入によってPV数が増えるのか定かではない。有料テーマを導入したらどのくらいPV数に影響があるのか知りたい。
<その悩みを抱えるユーザーはどんなキーワードを使って検索するのか>
有料テーマ PV数 上がる
WordPress 有料テーマ
有料テーマ 集客
有料テーマ レビュー
どんな悩みを解決できるかをメインに考えていきましょう。
上記の例を元に、以下の不安を抱えていることが予想できます。
・有料テーマを導入して、実際の利用ユーザーの不満の声とか無いのかな?
・有料テーマってそもそも集客目的で導入するものなの?
➂:検討段階になったら【コンバージョンまでの道のり】
ユーザーが検討段階に入ったら、あなたが記事で紹介している商品やサービスを購入するまであと一歩のところです。
ユーザーが商品、サービスの購入に踏み込む瞬間はどんな状況なのか?
きっかけ、ユーザーの悩み、キーワードを見つけ出そう。
<関心を持ってもらうためのきっかけ>
WordPressのブログ運営で、PV数を増やしていくには有料テーマの導入が欠かせない。
どんなテーマであれば、最も良い結果が出るのか検討中。
<どんな悩みがあるか>
PV数増加に最も貢献してくれる有料テーマを見つけたい。
<その悩みを抱えるユーザーはどんなキーワードを使うか>
有料テーマ おすすめ
有料テーマ メリット デメリット
有料テーマ 一番
ここでのポイントは、コンバージョンに直結する可能性が高いキーワード選ぶことです。
「知ってもらう」「関心を持ってもらう」段階に比べると、コンバージョンに直結するようなキーワードが出てくるはずです。
購入段階にあるユーザーはどんなキーワードで記事を探すのかという点に注力して、徹底的に考え抜いてください。
これまでに紹介した、「知る」「関心を持つ」「購入検討する」のキーワードを上手い具合に選定し、最良のキーワードになるように進めていけば自然とコンバージョンを生み出す記事が書けるはずでしょう。
アフィリエイトでおすすめの商材とは? 【トップブロガーを参考に】
キーワード選定で生じる疑問と、回答
②:おすすめキーワード選定ツール
➂:キーワード選定は時間を要する
最後にキーワード選定において、読者から寄せられる質問について回答していきます。
①:キーワード選定は何度も行う
キーワード選定は一度だけやっても不十分です。
できれば、投稿した記事の順位を常に追うようにして、1位を獲得するまでは何度もリライトするようにしましょう。
狙ったキーワードでいきなり検索1位を獲得できるほど甘い世界ではありません。
Rank TrackerやGoogle search consoleなどを使って、記事の順位には常に目を配るようにしましょう。
検索1位を目指すと同時に、クリック率などにも気を付けるようにし、多くの人に読まれる記事作りを目指していってください。
②:おすすめキーワード選定ツール
おすすめのキーワード選定ツールは下記になります。
エイチレフスは有料のツールになりますが、競合サイトがどんなキーワードで上位表示しているのか分析することができます。
なのでキーワードの競合性を把握できるのです。
それ以外にも被リンクやドメイン強さなども見ることができるので、SEOを本格的にやっていきたい人には必須のツールと言えるでしょう。
またツールはあくまで補助的な役割しか果たさないので、本当に最適なキーワードを見つけるには自分の頭で徹底的に考え抜かなければならないです。
キーワード選定はブログ運営において、もっとも困難が伴う作業になりますが、諦めずに頑張りましょう。
➂:キーワード選定は時間を要する
キーワード選定には時間が掛かります。
例えば、バズ部などではキーワード選定に1ヶ月ほどの時間を掛けるといいます。
それくらいに大事な作業であり、キーワード選定を疎かにしてしまうと地図も無しに冒険に出るようなことになってしまうので、必ず自分はどこにたどり着きたいのかが分かるよう(ゴールを決められるよう)
キーワード選定には時間を割いていってください。