売れるキャッチコピーは、ブログ収益を上げるために必須な要素です。
なぜなら、キャッチコピーはWEB上のランディングページやメルマガ、DM、チラシや電車の広告など、ありとあらゆるシーンのセールスに必要なものだからです。
平凡でごくありきたりなキャッチコピーは、どれほど広告を出しても、誰からも注目されず何も収益を生みださないでしょう。
一方、優秀なキャッチコピーであれば、読者の視線を釘付けにして、どんな商品でも売る事ができるようになります。
本記事では、私自身が普段よく使う、圧倒的に商品が売れるキャッチコピーを量産する方法を紹介していきます。
こうしたセールスに直結するキャッチコピーの書き方が分からない人は、ぜひ本記事の通りにやってみてください。
全く成果の出なかったセールスライティングが生まれ変わるほどの結果となる事をお約束します。
1.ターゲットを「即決客」に絞る
キャッチコピーを作る場合に、一番大切にすべきことはターゲットの選定です。
そして、ターゲット選定を端的に言うならば、「今すぐにでもあなたの商品を必要としている人=即決客」を明らかにすることです。
ターゲット=「今すぐにでもあなたの商品を必要としている人」
例えるなら、TOEICで高得点を取るための英語教材を販売する場合、以下の2種類のターゲットがあるとすれば、どちらがよりその商品に対しての必要性があるでしょうか?
・来月にも受験の日が迫っていて、普通にやっていたら絶対に間に合わない人
答えは、言わずもがなですが後者となります。後者の人は必要に迫られているからです。
「もうすぐ受験日だ!色々と、対策をやってみても、普通にやっていたら高得点なんてとても取れない。 なんでも良いから、誰か短期間のうちに確実にスコアアップできる方法を教えて欲しい、お金は払うから!」
このような状態の時に、「このTOEICの教材は、短期間のうちにスコアアップが可能なノウハウが詰まっています」
とアドバイスされたら、誰でも食いつくでしょう。
つまり、キャッチコピーを書く際に、一番重要なことは、「今すぐに、あなたの商品を必要とする人」を対象として書くことなのです。
次の例も、見比べてください。
・TOEICで2ヶ月でスコアアップすることができる教材
前者は、対象を広く設定しているただのキャッチコピーで、後者については今すぐにでもスコアアップを図りたい「即決客」にターゲット設定したキャッチコピーとなります。
例えば、あなたがもうすぐ試験を考えている場合、どちらの教材を買おうと思うでしょうか?
自分の経験からしても、80%の人は後者を選ぶはずです。
何気ない表現の違いかもしれないですが、ターゲットを「即決客」に絞ることで、結果は驚くほどに違いが生じてくるのです。
これについては、あなたがどんな商品、サービスを売る時でも本質は変わらないのです。
大切なことなので繰り返します、キャッチコピーを書く際には、「今すぐにでもあなたの商品を必要としている人」の顔をイメージしながら、書くようにしましょう。
そして、その「即決客」に刺さるようなベネフィットを訴求するようにしましょう。
これらを意識するだけで、一見すると普通のキャッチコピーが、ちょっとした違いにも関わらず圧倒的に反応率の高いキャッチコピーを作り出すことができるのです。
2.数字で具体的に表現する
ここまでにおいて、ターゲットを「今すぐにでも商品を必要とする人」に絞り込めたでしょう。
次に必要になってくるのは、キャッチコピーをより具体的に表現することです。
具体性とは、あなたの商品やサービスを購入したら、具体的にどのような変化が生まれるのかを伝えることです。
具体性=あなたの商品やサービスを手に入れたらどのような変化が得られるのか?
先ほどの説明にあった「受験までもう時間が無い人向けのTOEIC教材」をまた例にするとしたら。
これだけでも、割と反響の良さそうなキャッチコピーだと思いますが、まだ、この商品を手に入れた時にどうなるかが読み手にとってイメージできません。
要は具体性が足りないのです。
これを解決するには、次のようなキャッチコピーに数字を入れて、下記のような2つの具体性を表現するようにすれば良いです。
2. やるべき事に対しての具体性
まず、数字により、上記のキャッチコピーに結果に対しての具体性を追加したものが下記になります。
受講生の75%が、たった2ヶ月でTOEICのスコアを200点アップしました!
TOEICで高得点を取るためのテクニックが分かる教材
このようにキャッチコピーに、「結果を表現する数字」を入れることで、読み手は「商品を手に入れた後の理想の未来」を簡単にイメージすることができるようになるのです。
また、以下は、さらに「結果」を得るために「やるべき事」に対しての具体性を表現したフレーズになります。
受講者の75%が、たった2ヶ月でスコア200点アップしました!
TOEICで高得点を叩き出す人が重視している6つの出題パターン
こうすることによって、「スコアを200点アップするために、6つの出題パターンを気にすればいいんだ。そして、この教材を購入すれば、その出題パターンが分かるんだ」という事が伝わってきます。
つまり、読み手はキャッチコピーを見た瞬間に、「目標とする結果(200点アップ)」を「達成するためにやらなくてはいけないこと(6つの出題パターンを重視すること)」が分かるのです。
このようにキャッチコピーの中には、「結果に対しての具体性」と「やるべき事に対しての具体性」の2つを入れる必要があるのです。
方法としては、下記のテンプレートを参考にして、あなたのキャッチコピーを改善してみてください。
★具体性を追加する際の2つのテンプレート
結果に対する具体性を入れるには、商品やサービスの実績を下記のように言い換える必要があります。
結果に対しての具体性を追加する際のテンプレート
・○○人が○○した(5万人がダイエットで、10kg減を成功させた)
・○○人が○○日で○○した(購入者の6割が、3ヶ月で売り上げの数字を20%改善させた)
また行動に対する具体性を加える場合、商品やサービスの内容を下記ように表現すると良いです。
やるべき事に対する具体性を掘り下げる際のテンプレート
・~の○○のパターン(体を柔らかくするための、4つの体操パターン)
・方法、秘訣、問題点、ルール、秘密 etc
3.簡便性を訴える
ここまでの方法を実践できたら、①ターゲットを対象とした②具体性が示されている優秀なキャッチコピーが作れたと思います。
既に説得力が付いている力のあるコピーになっていると思いますが、さらにもう一段階上を目指すには、あと一つだけ秘訣があるのです。
その秘訣は、キャッチコピーに「簡便性」を加えることです。
「簡便性」とは、自分でもできそうだと思えるようなことを言います。
簡便性=自分でもできそうだと思えるようなこと
詳しく言うならば、例えば、「たった2ヶ月でTOEICのスコアを200点アップ」という文章を見れば、ほとんどの人は、「これは一体1日どれだけの勉強量が求められるのか?自分には真似できないくらいの勉強量なのでは?」
と無意識に、できるのは分かったけど、再現性が無かったら全く意味無いよね?
となるでしょう。
そして「自分みたいな怠け者には、この勉強量をクリアできる気はしない」と不安が頭をよぎってしまい、モチベーションも上がらなくなってしまいます。
当然、読み手がそういった気持ちを起こしてしまえば、後から挽回するのは途端に難しくなります。
こうした状況を防ぐには、下記のように簡便性を加えた文言をキャッチコピーに織り交ぜれば良いのです。
受講生の70%が、1日2時間の勉強を2ヶ月継続するだけで、スコアを200点アップ出来ました。
TOEICで高得点を叩き出す人が重視している6つの出題パターン
どうでしょうか?こうすれば、スコア200点アップをするためにやることは、受験までの2ヶ月間に1日2時間勉強すればよいだけという事が伝わるのです。
そして、「これなら自分もできそうだな、やってみるか」と思って貰えると思います。
従って、簡便性を加えるという事は、さきほど述べた①目標とする結果(TOEICのスコア200点アップ)を ②達成する為にやるべき事(6つの出題パターンを重視する)を、「どのように実践すればよいのか?(1日2時間勉強する)を訴えるのです。
商品やサービス次第では、挑戦する人間に多大なる労力を強いるものもあります。
例えば、6ヶ月で体重を20kg落とすためのトレーニングや、あらゆる商品を売るためのセールスライティングのトレーニングなど
このような場合、「自分では最後までやり遂げられないのでは」という不安を解消できるようなアドバイスを入れましょう。
例えば、「結果が出るまで何度でも、フィードバック、添削します」
などど、バックアップをすることを伝えるのです。
売上数字が改善するまで、1年間のバックアップ付き
受講者70%が1年以内に、売上数字を20%改善したセールスライティングトレーニング
ライティングが苦手な方でも、文章だけで商品を売れるようにする極秘の技術
つまり、キャッチコピーに「自分もできそうかな?」と思って貰うような簡便性を織り交ぜるには、下記のパターンがあります。
簡便性の種類も異なるので、気を付けましょう。
・実践が簡単な商品やサービス:商品やサービスを購入したら、実際やる事はとても簡単だということを伝える文章にする。
・実践に努力が必要となる商品やサービス:商品やサービスを購入した後に、「自分にはやり遂げることができないかもしれない」という不安などを解消するために、購入後のアフターサービスがしっかり付いていることをアピールする。
4.一度にすべてを伝える必要はありません
最後に、コピーライティングの基本をおさらいしておきましょう。
大きく分けるならば、ランディングページは下記の3つに展開されます。
・トップコピー(キャッチコピー):読者の注意を集めて、記事本文を読み進めて貰う
・ボディーコピー:読者に対して商品を買いたい!と思ってもらう
・クロージングコピー:読者に実際に購買行動を起こして貰う
これらのように、キャッチコピーの役割については、あくまで、その一文のみで読者の注意を集めて、興味を抱いて貰い本文へ読み進めてもらうことです。
それ以降の、読者の購買意欲や、購入してもらうための行動については、ボディーコピーとクロージングで導くようしましょう。
キャッチコピーでは、商品の良さを細かく伝えなくても良いですし、今すぐに購入する理由を訴える必要もありません。
もし、キャッチコピーに、読者の注意を惹き付ける以上の、その他の要素が入ってしまえば、読者はそこで納得し満足してしまいます。
キャッチコピーを書くときに、「このキャッチコピーは、読者の興味を刺激しているか?もっと読みたくなるだろうか?」
という考えを意識しながら書くようにしましょう。
そうすることで、より反応の大きい優れたキャッチコピーを書くことができるようになります。
まとめ
最後になりますが、効果のあるキャッチコピーを書くために下記を今一度確認しましょう。
1.今すぐにあなたの商品を必要とする読者を対象にする
2.数字で具体性を表現する
ー結果に対しての、具体性 ーやるべき事に対しての具体性
3.簡便性を加える
ー実践することが簡単であれば、その旨を伝える
ー実践に努力が必要な商品は挫折しないように、バックアップする事を伝える
ぜひ、今回紹介した方法を使ってコピーライティングを心がけてみてください。
驚くほどの反応が得られる事をお約束します。