🔄2023-02-11
「仮想通貨って今後どうなるの?」
「取引所の破綻や、ハッキングのニュースが絶えないけど大丈夫なのかな?」

本記事の内容
・仮装通貨の技術的な要素など
・専門家たちのビットコイン対する今後の見解
この記事では、ビットコインの最近の状況や、今後の予測について仮想通貨初心者の方でも分かりやすく解説しております。
最近では、大手の仮想通貨取引所が破綻したり、ハッキングニュースが報じらたりと何かと話題の絶えない仮想通貨ですが、正しい知識を身に付ければ特に恐れる必要もありません。

最新のビットコインに関する技術的なニュースも織り交ぜているので、楽しめるかと思います。
ビットコイン、仮想通貨の価格動向について
それでは、まず仮想通貨ビットコインの最近の動向やニュースなど、解説していきます。
ビットコインをこれから買おうと思っている方も、すでにビットコインを保有している方も現在の状況を正確に把握することで、今後の方向性が見えてくるかと思います。
現在のビットコインの動向とは?
2023年2月頭の現在のビットコイン価格は、300万弱です。
2022年11月には230万を一時的に下回りましたが、少しずつ回復してきました。
2023年になると、金融引き締め政策により落ち込んでいた米国の株価市場は回復しつつあります。
それと一緒にビットコインの価格も上昇傾向にあります。
仮想通貨などのビットコインは、世界経済や各国の規制、著名人のSNSなどの発言などによっても価格が大きく左右されることがあります。
ローソクチャートなどを見ると「あれっ、仮想通貨はもうこれ以上上がっていかないのかな?」と思う方もいるかもしれません。
しかしながら、仮想通貨の決済利用、開発と研究、投資など世界中で行われている状況を見ると、仮想通貨/ビットコインの将来性は長い目で見ても明るいと判断して良いでしょう。
参考元:Money growth
ビットコインの大きな影響を与えたビッグニュース
それでは、ビットコインの価格にもインパクトのあった大きなニュースを見ていきましょう。
- 仮想通貨取引所であるコインベースがナスダックに上場
- テスラ社がビットコインの購入を発表
- 中国でビットコインマイニングが禁止
仮想通貨取引所であるコインベースがナスダックに上場
ビットコインは仮想通貨市場における金融市場とは切り離されていましたが、2021年になるとビットコインがついに金融市場の一部として認められました。
海外の仮想通貨取引所であるコインベースがナスダックに上場したのです。
コインベースがナスダックへ上場することで、仮想通貨がより金融商品の地位にあると人々に認識されたと思います。
「信用のある所にお金が生まれる」

ポイント
世の中の理として、社会的な信用があると、そこにはお金が生まれるようにできてます。
私たちが普段使用している銀行はその最たる例で、銀行は信用があるから、人々は安心してお金を預けたり貯蓄したりできるのです。
仮想通貨にも信用が生まれ始め、それが上場に繋がりました。
参考元:資産運用のいろは
テスラ社がビットコインの購入を宣言
2021年、テスラ社は「ビットコインでテスラの購入決済ができるようになった」とTwitterで投稿し、加えてビットコインはドル、円などの法定通貨には換金しないとも書き込んだのです。
テスラ社は実際に2021年2月に15億ドルにものぼるビットコインを購入しました。
ちなみにテスラ社のCEOであるイーロン・マスク氏は、フォーブスの億万長者ランキング1位の世界一の資産家でもあります。
Twitterなどでマスク氏がつぶやくとビットコインの価格が大幅に変動するので、同氏の発言はいつも要チェックしておきましょう。
参考元:資産運用のいろは
中国でビットコインマイニングが禁止
2021年6月には、ビットコインのマイニングで世界のシェア率50%以上を占めていた中国は、マイニング禁止法を打ち出したのです。

中国の当局者は、仮想通貨が経済の秩序を乱し、違法な資産取引や資金洗浄などの温床となっていくと説明しました。
海外投資家の間では、中国のような巨大な金融市場が混乱すると警戒し、ビットコインの価格は3万ドルを割り込むなど大幅な下落へと転じる結果になります。
仮想通貨市場として、世界でも最大規模を誇っていた中国ですが、中国政府は仮想通貨に多くのお金が流れていくのを危惧しました。
資本主義の世の中では、お金の集まる所に力が集中し、やがて権力さえも大きくなってしまうのです。
GAFAなどは、その圧倒的なテクノロジーの力で世界中を支配するまでになっておりますが、巨大なマネーが集まった事で米国政府でさえ危険視するようになってきました。
参考元:資産運用のいろは
ビットコインの今後の見通し、予想について
ビットコインの今後の見通しについて、色んな見方を参考にしてみましょう。
JPモルガンの見解

ビットコインの最大の課題は、ボラティリティ(価格変動)と相場の波の大きさであることをコメントしています。
ポイント
JPモルガンの試算は、ビットコインと金とのボラティリティの比較に基づくもので、現在は金の約4倍のボラティリティを持つビットコインの公正価格を3万8000ドルほどと試算しています。
しかし、そのボラティリティの差が3倍に縮まることで、ビットコインの公正価格は5万ドルまで上昇すると見積もられています。
また長期スパンではビットコインの価格は15万ドルにも上昇するとJPモルガンの予測もあります。
これはビットコインの時価総額が2.8兆ドル(約320兆円)にも達し、個人が投資目的で保有する全ての金の価値とも同じくらいになることを意味すると言います。
そもそも仮想通貨などの金融投資は、その存在が知られ始めた初期の頃は、外資系投資銀行などからは見向きもされませんでした。
しかし、そのテクノロジーの確かなポテンシャルが認知され始めると、JPモルガンやゴールドマン・サックスといったトップ外銀からも投資の対象として意識されるようになったのです。
とりわけ今の20代〜30代から受け入れられている理由としては、新しいテクノロジーにも若い人なら寛容であるという事が言えるかと思います。
AI「CoinPriceForecast」
AI「CoinPriceForecast」によれば、価格予想は長期予測で2026年末まで最大5万ドルまで達すると予測しています。
また、2030年に87,000ドルに到達することも予測しており、大幅な値上がり期待ができるだろうと言えます。

AIの力を借りれば、過去の膨大なデータを統計学の力を使いつつコンピューターが予測してくれるからです。
偏見など無しに、機械的な判断は投資の手法としても必ず手助けになる時が来ます。
参考元:資産運用のいろは
AIによるビットコインの今後の予想について
下記は、複数のAIによる価格予想となります。
2023年末のBTCの価格予想
- CryptoPredictions:3,511,820円
- DigitalCoinProice:5,334,840円
- The Economy Forecast Agency:3,955,770円
※1ドル=130円計算
各サイトの2023年末ビットコイン価格予想は以上のようになります。
2022年11月10日には、アルメダショックによりFTTトークンは大幅に下落しました。
ビットコインもこの影響を受け、2022年に最低価格となったのです。
またインフレの長期化によって、さらに金融引き締めも予想されると米株式市場、仮想通貨市場は下落に転じました。
しかしながらビットコインの価格は、しばらく停滞した後、2023年に入り米株価市場は回復し始め、ビットコインも少しずつ上昇していきます。
2030年のビットコインAI予想は、大方強気の見方となっており、長期的にはビットコインの値上がりは確率的にも高いことが言えます。
人間の専門家も仮想通貨に肯定的な意見を出していますが、AIでも同じように強気の見方をしていると言っていいでしょう。

ネット上の情報や、書籍、専門家の発言などあらゆる予測を参考にし、投資の判断材料として利用していくのが良いでしょう。
また最終的には、自分の頭で考えて、どうするべきか決断しましょう。
参考元:Money growth
ビットコイン、仮想通貨の技術的な側面、新技術の台頭
次にビットコインの今後について、その技術的な側面も併せてみていきたいと思います。
ビットコインがこれだけ多くの人に支持される背景には、ビットコインを支えるテクノロジーの部分に絶対的な信頼があるからです。

非中央集権型とビットコインの発行上限
非中央集権型の組織
ビットコインはブロックチェーンと呼ばれる分散型台帳を使用した「非中央集権型の通貨」です。
非中央集権型の通貨は中心に運営している企業がいるわけではなく、ユーザーが世界中から集まり分散的に運営するような仕組みです。
これは、意思決定をする参加者全員で決めていくフェアな状態を維持でき、不正やトラブルなどを未然に防ぐこともできます。
運営会社がいないことのメリットは、運営自体が倒産してビットコインの価値を0にするという可能性を排除します。
その代わり、意思決定者が多い分決定がなかなかされずプロジェクトの開発や進行のスピードが落ちてしまいます。
非中央集権的組織は、従来の中央集権的な組織と比べて、独占や権力の集中といった事を防ぐことができます。
現在では、Web2.0の台頭であるGAFAなどが中央集権的な組織として幅を利かせていますが、Web3.0の世界では非中央集権型の組織が活躍するであろうと専門家たちが口を揃えています。
また従来の伝統的な中央集権型の組織とは、組織に中心部に意思決定者が存在し、組織の事業運営や方針などは全て中心部の人間たちが決めていくのでスピーディーな意思決定ができることが強みです。
その反面どうしても権力が中心部に集中してしまうという欠点があり、ユーザー側の私たちはその組織の決めるルールの下でしか行動できないです。
参考元:Money Growth
ビットコインの発行上限
ビットコインの発行総数は2,100万BTCと発行上限などが決まっています。
希少性は高く、価値が下がりにくい通貨ということが言えます。
ビットコインを新規発行するためには、マイニングと言われる承認作業を必要とします。
マイニングの報酬は一定期間ごとの半分となるように設定されているので、希少性は高くなりやすい傾向にあるのです。
メタバースやNFTの新技術の誕生について
メタバースについて
ビットコインはメタバースの普及の影響を受けます。
メタバースとは、仮想空間でユーザーがアバターなどを使い社会生活を送れるような世界を言います。
Adidas・NIKE・Disneyなどの世界的な大企業などがメタバースへ参加し、今後は仮想空間でショッピングや、旅行などを可能にすると言われています。
メタバースなどの仮想現実の中では、バーチャル上で土地や不動産を購入したり、アパレルなどのお店で洋服を購入し、自分のアバターなどに着せることなどが可能です。
参照元:資産運用のいろは
NFTについて
NFTとは「Non-Fungible Token」の略称で、日本語で「非代替性トークン」と訳されます。
ポイント
「トークン」は、通貨や認証デバイス、データ、資産などを示します。
「非代替性」とは、替えなど利かない唯一無二という事を意味します。
例えば、あなたの持っている1万円札とあなたの母親が持っている1万円札は両方とも同じ価値なので、いつでも交換(代替)が可能と言えます。
しかし、芸能人が書いたサイン入りの写真集と、サインの入ってない普通の写真集では価値は同じとならず、代替(交換)は不可能となるのです。
アートや写真などのデジタルデータはすぐにコピーできるため、従来その価値を証明するのは難しいと考えられていました。
ですがNFTはデジタルデータに対して、唯一無二の証明を保証することができます。
取引の記録も証明でき、簡単に言うなら一つ一つのデジタルデータにシリアルナンバーを付与することが可能となるのです。
これを可能にするのは、ブロックチェーンの技術によるものですが、セキュリティがとても高い事が強みと言えます。
不正行為をほぼ不可能してしまうほどの複雑なプログラムで構成されていると言われています。
Web3.0の時代では、メタバースやNFTといった最先端の技術がより広まっていくだろうとの専門家たちの見解があり、こういった次世代のキーワードは常にキャチアップしておくと良いでしょう。
ブロックチェーンは揺らぐことのないテクノロジーである
ビットコインは開発時にブロックチェーンと呼ばれる技術を利用し、強固で打ち破ることのできないセキュリティ体制を築き上げました。
ポイント
ブロックチェーンとは、インターネット上で行うさまざまな取引履歴をチェーン状に繋げて管理するもので、伝統的な中央集権型のシステムよりも高度なセキュリティ体制を敷くことができます。
仮想通貨は、ハッキングや流出など何かと話題に欠かないですが、仮想通貨を支えるシステムのブロックチェーンは超高レベルなセキュリティを担保する最先端のテクノロジーという事が言えるでしょう。

仮想通貨取引所のハッキングや流出などの問題は、取引所のセキュリティや管理の隙間を突いてハッカーなどがハッキングします。
従って取引所のサイバー犯罪に対する対策の甘さで問題が起こることが多いです。
ビットコイン、仮想通貨に対する今後の見解

すでに仮想通貨の取引をやっている人も、これから始めようと考えている人もこちらの章を見て頂ければ仮想通貨の今後の方向性が分かりますので、役に立つと思います。
仮想通貨に対する各著名人の見解
まずは各専門家の仮想通貨に対する見通しについて、解説していきます。
Kraken社CEO
米仮想通貨取引所のKrakenのCEOジェシー・パウエル氏は、2021年12月に2022年内のビットコイン価格が劇的に下落する可能性があると発言しております。
パウエル氏は、ビットコインは冬の間に4万ドル以下へ下落するだろうと予想していましたが、事実2022年には18,000ドル台まで下落する結果になります。
ただパウエル氏は長期の視点で考えれば、ビットコインは一貫して価格は値上がりしていくと見ており、
「ビットコインを購入する場合、5年くらいのスパンで見ると良い」と長期投資を推奨しています。
ゴールドマンサックスのビットコインに対する見解
外資系投資銀行の最高峰と言われる、アメリカのゴールドマンサックスでは、今後5年でビットコインが10万ドルに達するとの見解を示しています。
ビットコインは2023年1月時点で約2万ドルほどの価格にて推移しておりますが、約2倍以上も価値を上げるという見方を示しています。
上昇の背景には、デジタル資産がより世の中に広まっていくだろうという見解がベースになっています。
2024年の半減期を迎えた際に、ビットコインの爆伸びの可能性?
ビットコインの大きな価格変動で最も期待できるタイミングは2024年に起きる半減期です。
ポイント
半減期とは、マイニングによって新規発行されるビットコインの枚数が半分になるプログラムのことで、4年に1度起こるものです。
マイニングを行うマイナーの利益は、ビットコインの売却益からコストを引いて、利益となるので、ビットコインの発行枚数が減っていくと収益も半分となっていきます。
すなわち、ビットコインの売り圧が半分になることを意味するので、ビットコインの価格が上昇しやすくなると言えるのです。
特にビットコインの半減期の翌年に、価格が大幅に上がる事がよく見られるパターンです。
そのため、2024年ビットコインを保有していると、翌年の2025年に半減期による価格上昇の恩恵を受けられる可能性が高いです。
マイクロストラテジー社による見解
マイクロストラテジー社は世界で最も多くのビットコインを保有すると言われる米ソフトウェア企業です。
「ビットコインは現在、かつてないほど強気の市場環境にある」と謳っており、「世界で今後何が起ころうとも、ビットコインは成功する」と自信を持って宣言しております。
ブルームバーグ マイク・マクグローン氏
ブルームバーグ マイク・マクグローン氏は長期目線で見ると、ビットコインの価格は10万ドルにも値上げするだろうと見ております。
同様に、金相場も値上がりすると予想していますが、より利益を得られるビットコインに投資するのは良いかもしれません。
ビットコインや仮想通貨の買い時とは?実体験も踏まえて、最高のタイミングで買うことについて
それでは、ここからは私自身の実体験も踏まえて、皆さんの気になるビットコインを一体いつ購入するのが得策なのか解説していきます。
結論から申し上げますと、「限りなく下がった時」が一番の買い時と言えます。

これは私の経験ですが、リップルがかなり騒がれていた2018年頃、私はリップルにかなりの金額を投資しました。
その結果、最後は半値近くに下がってしまい、100万近い損失を出してしまいました。
注意ポイント
ここで皆さんに申し上げたいのは、高値で買ってしまうと、どれだけ値上がり時期を待ってもそれより高くなることは一向に無く、むしろ塩漬け状態になるので投資効率は悪くなるばかりです。
なのでせっかくこの記事を読んで頂けている皆さんには、塩漬け状態は避けて欲しいと思いますので、出来る限りビットコインが下がった時に買って欲しいのです。
そこで気になるのが、「一体どの程度下がれば買い時と言えるのか」と気になる所ですが、
良い方法があります。
それは機関投資家、大手のヘッジファンドなど、圧倒的な資産を持つ投資家がどのタイミングでビットコインを購入するか注視することです。
理由は、巨大な資産を持つ投資機関などは、圧倒的な膨大なデータ、投資ノウハウ、金融の知識を兼ね備えた状態で投資をするからです。
また機関投資家が大きな動きを見せると市場の流れもそれに付随して動く事が多いからです。
特に株式市場の世界において、投資の神様と言われるウォーレン・バフェット氏 (91歳) (※総資産14.51兆円) は、投資をするたびに、他の投資家も同じようにバフェット氏が投資した銘柄に投資するのがよく見受けられるのです。
世界一の投資家が投資した銘柄であれば、その銘柄に投資しても大丈夫だろうと思われている為です。
これに習えば、仮想通貨の投資においてもプロのヘッジファンドなどが投資するタイミングで自分も同じように投資すれば、その波に乗れる可能性が高いです。
この方法は自分の勘によるギャンブル投資よりも、はるかに賢明なやり方と言えるでしょう。
以上ここまでが、私が皆さんにお勧めする投資タイミングになります。
本記事の参照元