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SEOで検索上位を獲るための方法5つ【上位を獲れない理由についてもタネ明かし】


ブログを始めて何十本も記事を書いたけど、検索結果上位を獲れずに困っています。

「SEOで検索上位を獲るための対策について教えてほしい。どうすればたくさんの人に読まれる記事を書くことができるの?」

 

こんなお悩みを解決していきます。

 

本記事の内容

・SEOの仕組みについて
・検索上位を獲得するために必要な対策
・検索上位を獲れない4つのパターンとは
・検索上位を獲る事に関しての、よく出る質問とは



✔ 本記事の信頼性


本記事を書いている私は、ブログ歴1年3ヶ月。多くのブロガーの記事を読み込んで、SEOについてはそれなりに調べてきました。


今回は、SEOで検索結果上位を獲得するための記事ライティングについて解説したいと思います。


Google検索エンジンの仕組みを紹介しながら、一体どのようにしてSEO対策しつつ記事を書いていけばよいのかご説明していきます。


ブログは今から参入しても、全然遅くなく本記事で紹介する要点を頭にたたき込めば誰でも検索上位を獲る事ができるので、是非とも最後まで読んでみてください。

 


記事設計について主に解説しますが、この記事設計することにおいての一番の理由は「読まれる優良なコンテンツを作り上げるため」です。


上記のような前提を頭に入れながら、読んでみましょう。


たまにTwitterで聞かれる「ドメインパワーが弱いと、上位獲れないですか?」などの質問についてもお答えしていきます。

 

SEOの検索上位を獲得できる条件



Google検索エンジンで、どのように順位が決定するのか条件について勉強していきましょう。


✔ 検索順位を決定づける関連要因

ポイント①:クロール
ポイント②:インデックス
ポイント③:ランキング


1つずつ解説します。

 

ポイント①:クロール



クロール=巡回する意味で、Google botは色々なリンクを辿りながら24時間365日世界中に散りばめられたWebページを縦横無尽に周遊しています。


自分の公開するブログやWebページのコンテンツをGooglebot(ロボット)に巡回して貰うことで、Googleに情報を取得してもらうのです。


Googlebotは自動で勝手に巡回しているので、個人がクロールの頻度や範囲を勝手に決めることはできません。

 

ポイントクローラーはリンクを辿って巡回しているので、記事がたくさんあったり、他サイトから被リンクを数多く貼られているようなサイトはクロールも必然的にされやすくなるのです。


ポイント②:インデックス


インデックスとは、クロールして収集した情報をデータベースに保存する処理をいいます。

 

Webページの情報をがインデックスされる時に、

 

① ページに含まれているキーワード
② ページを公開後の経過時間


などのページに関する様々な情報が一緒にデータベースへ蓄積されていきます。


また、インデックスされているか確認する方法として、Googleサーチコンソールの「URL検査」で確認したいページURLを入力することでチェックできます。



もしすでに記事がWeb上に登録されていれば、「URLはGoogleに登録されています」と表示されるので、これはインデックスされている状態といえます。

 




※もしインデックスされていなければ、「インデックス登録をリクエスト」をクリックして優先的にインデックスの申請を行うようにしましょう。

 

記事公開後は、上記のような感じで常にインデックス申請をリクエストしてみましょう。

 

ポイント③:ランキング


ランキングとは、インデックス(保存)されたページを順位づけすること。

 

Googleは順位づけをするランキングのアルゴリズムに、変数としてランキングのシグナル(評価する要素)という要素を与えているのです。

 

要は、評価軸みたいなもので、何百もある評価軸を通しページの評価をしていくのです。


ちなみに、この評価要素は200以上あると言われていますが、おそらく現在ではこれ以上の多くの要素が追加されているので、中身は本当のところ誰にも分かりません。


このような3つの手順で、SEOの検索順位が決まっていくことを理解しておきましょう。


また、Googleのアルゴリズムを分析して対策しようという人もいますが、まず無理です。
理由は、数百のランキングシグナルが常時追加され続けているからです。

 

検索上位を獲得するために必要な対策



SEOで検索上位を獲れるかは、ライティング前に行う記事設計をしっかり組み立ててから、良い記事を書けるかで決まってくることが言えます。

 

なので下記の5ステップを理解し、しっかりと準備して記事設計を考えていきましょう。


✔ 記事設計の手順

 

その①:キーワードを選定する
その②:検索意図を120%満たすようにする
その③:構成案で階層構造を作っていく
その④:ユーザービリティの高いサイトを作り込む
その⑤:E-A-Tを意識してサイトを運営する


順に解説します。


その①:キーワードを選定する


キーワードの選定とは、ユーザーが検索するキーワードを先回りし想定しておくことで。


なぜキーワードを選定するのかというと、Googleにインデックスされた情報を、キーワードに合わせランキング化されて検索結果に表示されるようになっているからです。


例えば、「ホテル 美味しい 朝食」というキーワードの検索結果がこちら。



※今回は、「キーワード選定→検索意図をイメージする→記事構成を練る→コンテンツを制作する」という流れを説明するために、上記キーワードを例にしています。
考え方の枠組みを理解してもらうことが目的です。

 

検索上位を狙うには、事前に「ホテル 美味しい 朝食」と検索されることを予想して、読者の知りたいことについて的確に答えている記事を作る必要があるのです。


その為にも、どんなキーワードを狙うか決めましょう。

 

 

 


その②:検索意図を120%満たすようにする


キーワードを決めたら、検索意図をイメージしていきます。


検索意図とは、「ユーザーが検索結果から得たいニーズのこと」で、ユーザーが何を求めているのか相手の気持ちを読み解くステップになります。


そして、「検索意図を120%満たすこと」は検索上位獲得においてとても重要なのです。



「ホテル 美味しい 朝食」の検索意図

・顕在ニーズ:美味しい朝食の出る、ホテルを知りたい

・潜在ニーズ:和洋中と飽きない、バラエティー豊かな朝食を楽しみたい

 



よく分かりづらいかもしれませんが、検索意図には2つのニーズがあるのです。

 

✔ 顕在ニーズと潜在ニーズ

 

・顕在ニーズ:ユーザー自身が気づいているニーズ
・潜在ニーズ:ユーザー自身も気づいていない隠れたニーズ


2つの説明としては、上記になります。

 

例を挙げるなら、「ホテル 美味しい 朝食」というキーワードで言えば、「美味しい朝食の出るホテルを見つけたい」というのが潜在的なニーズとなるでしょう。

 

どうしてそう言えるかといえば。「朝食」というキーワードが入っているからです。

 

ポイント朝食の本質的な意味としては「朝食を重視するような人が検索するキーワードなため、美味しい朝食を食べたい」というニーズが眠っていると予想できます。

 

その③:構成案で階層構造を作っていく


キーワードが決まり、検索意図を見抜いたら記事構成案を作ってみましょう。

 

記事構成案とは記事の設計書のことをいい、設計書がしっかりしていればライティングがスラスラ書けるようになるのです。


構成案を作る際に大事な事は、階層構造を作る事なのです。


例えば、「ホテル 美味しい 朝食」というキーワードを選定して、記事構成する場合下記のような感じです。

 

キーワード:「ホテル 美味しい 朝食」

 

H2 美味しい朝食の出るホテルとは

 H3 帝国ホテル

 H3 リッツカールトン

 H3 パークハイアット東京

 

H2 ホテルの朝食は、ルームサービスで運んでくれる所を選ぶべし

 H3 ホテルオークラのルームサービス

 H3 シャングリラホテルのルームサービス

 H3 ペニンシュラ東京のルームサービス

 

 

かなりざっくりですが、上記のような階層構造をイメージして構成案を作ることで、記事のクオリティが上がるのです。


✔ 階層構造がしっかりしてる例

H2 美味しい朝食がルームサービスで出るホテル
  H3 ホテルオークラのルームサービス
  H3 シャングリラホテルのルームサービス
  H3    ペニンシュラ東京のルームサービス


✔ 階層構造が崩れている例

 

H2   美味しい朝食がルームサービスで出るホテル
  H3 ホテルオークラのルームサービス
  H3 帝国ホテルの朝食バイキング  ← ルームサービスではない
  H3 ペニンシュラ東京のルームサービス


ブログの階層構造が、意外に崩れている人が多いので、気を付けましょう。

上位構造と下位構造を組み合わせて、ブログの階層構造を制作していきましょう。

 

まあライティングに関しては、どれが一番正しいとかは無いので、とにかく書きまくって経験を積むことが大切です。

 

その④:ユーザービリティの高いサイトを作り込む



SEOで検索上位をとるには、ユーザービリティを意識したサイトである必要があります。


ユーザービリティとは、「読者にとって、サイトの使い勝手が良いか?」ということです。


例えば、下記のような項目で全て問題ないと言えるようにしましょう。

 

① ナビゲーションメニューは設置されているか?
② パンくずリストは設置されているか?
③ テキストや画像が見やすいものになっているか?
④ 広告を入れすぎていないか?
⑤ 専門用語を分かりやすく解説しているか?
⑥ URLはわかりやすいか?


上記のような項目です。

ナビゲーションメニューとパンくずリストについて、説明します。


ナビゲーションメニューは、サイト上部に設置されているメニューのことを言います。


また、パンくずリストとは、WEBページの位置を構造的に知らせるリンクのことです。最近のWordPressテーマのほとんどは、パンくずリストを表示してくれるので問題なし。


ユーザービリティの高いサイトを意識して作っていきましょう。

 

その⑤:E-A-Tを意識してサイトを運営する


近年のSEOでは、E-A-Tが特に重要視されています。

E=専門性
A=権威性
T=信頼性

となっています。(英語の頭文字から来ている。)

 

例えば、2019年にGoogleのWebマスター向け公式ブログで発表された
「Googleのコアアップデートについてウェブマスターの皆さまが知っておくべきこと」を見てください。


Googleでは年に数回、検索アルゴリズムとシステムに重要かつ大規模な変更を加えており、このような変更を「コアアップデート」と呼んでいます。コアアップデートは、全体として、関連性が高く権威あるコンテンツを検索ユーザーに提供するというGoogleの使命を果たすために行われます。またコアアップデートはGoogle Discoverに影響する場合もあります。

出典:Googleのコアアップデートについて、ウェブマスターの皆様が知っておくべきこと

 

E-A-Tが重視される傾向は、今後も続いていくと予想できるでしょう。


また下記に対策を書いておきます。

 

① 独自性が高いコンテンツを読者に提供する
② 引用する際は、信頼性が高い公的機関のサイトやデータを参考にする
③ コンテンツに専門家などの意見を入れる
④ 権威あるサイトから被リンクを獲得する

 

何となく、難しそうなことを言っているみたいですが、読者のことを第一に考えると一理ある対策だといえます。


E-A-Tを意識してコンテンツを作るようにしましょう。

 

・検索上位を獲れない4つのパターンとは


続いては、検索上位を獲れないケースについて解説します。


✔ SEOで検索上位を獲れない4つのパターン

 

①:キーワード選定で失敗
②:検索意図を汲み取れていない
③:健康・お金のジャンルで記事を書こうとしている
④:競合性の高いジャンルでキーワード上位を狙っている

 

①:キーワード選定で失敗


キーワード選定を失敗すると、SEOで上位表示することは難しいです。


なぜなら、SEOとは狙ったキーワードで検索上位を取りにいく技術のことだからです。

 

下記のような記事は、キーワード選定をせず自分の趣味のことを書いている記事なので、SEOで上位をとるのは難しいです。

 

自分の好きなことを書いても、上位表示はできないのですね。

 

②:検索意図を汲み取れていない



2020年現在、検索意図を満たせてないと検索結果で上位表示を得るのは難しいです。


特に、顕在ニーズと潜在ニーズの両方を満たした記事を書くのが大切で、記事設計で時間を取られたとしても2つのニーズを満たしている記事を書くことにフォーカスしましょう。

 

ポイント例えば、「英語学習の効率的な方法」についての記事を書く場合、効率的な方法だけを書いても上位表示は難しく、継続して取り組みやすい方法も紹介したりなど、2つのニーズを考慮した検索意図を満たすようにしていくのです。

 

③:健康・お金のジャンルで記事を書こうとしている


2017年に健康アップデートというGoogleアルゴリズムの変動があり、公式HPや公的機関のサイト順位が軒並み上がったのです。

 

例えば、健康ジャンルでは「健康食品」、「病気に関する事」、お金系だと「クレジットカード」「金融投資」などのアフィリエイトサイトの順位が大幅に落ちています。

 

個人のブログでこれらのジャンルで戦うことが難しくなってきているのです。

 

④:競合性の高いジャンルでキーワード上位を狙っている

 

Googleキーワードプランナーで、検索するキーワードが「競合性が高い」と他のサイトでもそのキーワードで上位を狙っているので、競争が激しくなります。

 

例を挙げるなら、「転職サイト」などのキーワードで攻める場合、企業のサイトがひしめき合っているので、よほど工夫しないと上位獲得は難しいと言えるでしょう。

 

なので競合性が「低、中」あたりを選択して、記事を書いていきましょう。

 

特に、ブログを始めたばかりの人は、ビッグキーワードよりも、2語、3語を組み合わせて検索するロングテールキーワードで戦うといいでしょう。

 

 

検索上位を獲る事に関しての、よく出る質問とは


最後にSEOで検索上位を狙う上で、よく挙げられる質問について答えていきます。

 

✔ 検索上位を獲ることについてよく出る質問

 

・ドメインパワーは強くないと上位表示できない?
・〇〇文字以上は最低書かないと、上位表示されない?
・サイト表示スピードが遅いと、読者から読まれない?



ドメインパワーは強くないと上位表示できない?


キーワードの競合性によって変わります。


ドメインパワーは検索エンジンからの、ドメインに対する評価を示すものです。

 

同じようなコンテンツがWeb上に存在する場合、ドメインパワーが強くなればなるほどネット上で評価されるようになります。


ただ、ドメインパワーが高いだけではやはり上位表示はできないので、コンテンツの中身で勝負するようにしましょう。

 

ドメインパワーを測るツールは下記になります。

 

✔ Moz(モズ)



✔ パワーランクチェックツール


2つのサイトで大きく異なりますので、他のブロガーと自分のサイトを比較してみたりするのも良いです。

 

〇〇文字以上は最低書かないと、上位表示されない?

 

結論からいくと、ユーザーがどんな記事を求めているかによります。

 

なので8000文字書いても、2000文字書いても、どちらが上位表示されやすいかは記事の内容によるかと思います。

 

サイト表示スピードが遅いと、読者から読まれない?



今のところ、そこまで大きく影響はないでしょう。


ただ画像などを使って、サイトが重くなれば必然的に記事を開くのが面倒になってきますので、画像ファイルは容量を500KB以下くらいに抑えるのがよいでしょう。

 

まとめ:記事設計は念入りに行い検索上位でヒットする記事を作ろう。

 

今回は、「SEO対策をして検索上位を獲るための記事作成について」解説してきました。


SEOで一番肝心なのは、記事の構成になります。内容がしっかり組み立てられていないと、記事に深みが生まれないので、コンテンツの質を上げるには記事の設計を念入りに考える必要があります。

 

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