SNSの時代となった現代でも、検索エンジンにおいてのSEO対策を怠ってはいけないです。
なぜなら、検索流入からのアクセスは明確な目的のある読者が多く、他の流入経路から来る読者のアクセスよりも、コンバージョンまでいく確率が何倍にも高いからです。
しかし、「検索エンジンにおいて上位表示を取ろうと思うと時間が掛かるので、後回しでいいや」という理由などで、本気で対策しないブロガーの方たちが多いです。
それだとかなりもったいないので、本記事では短期間で結果を出すためのSEO対策についてまとめてみました。
この記事を参考にして頂ければ、驚くほどに圧倒的なアクセスを生み出すようなコンテンツが作れるようになることをお約束します。
検索エンジンの仕組みを理解する
検索エンジンで上位表示を取るためには、まず検索エンジンの仕組みの理解から始めなければなりません。
しかし、ほとんどの人たちは検索エンジンのメカニズムが把握できていないので、検索エンジンをどう攻略していいのか分からないのです。
というわけで、まずは検索エンジンの順位がどのようにして決まるのか3つの要素を話していきます。
検索エンジンの順位が決まる、仕組み3つの要素
1. クローラー
クローラーとは、WEB上で巡回するロボットであり、24時間365日検索エンジンの中を縦横無尽に駆け巡りながら、どのコンテンツを上位表示させるか探しています。
クローラーは新しいコンテンツを発見すると、それを認識し、そこから内部リンクなどを辿ってあなたのサイトの記事から記事へと移っていくのです。
またあなたが自分のブログの新記事などを投稿していないか、定期的にチェックしに来ます。
何だか面白いロボットですよね。
2. インデックス
クローラーは、WEB上のコンテンツを巡回するだけでなくて、その流れで得た情報をGoogleのデータベースに保存しているのです。
これを「インデックス」と表現します。
そして、新しいブログやサイトをインデックスする時は、記事に使用されるキーワードや記事の関連性などをチェックしているのです。
3. ランキング
3つ目は、検索ユーザーにベストなコンテンツを表示できるように検索順位を決めています。
そして検索順位の最終的な判断を下す際に、基準としているのがアルゴリズムと言われるものです。
以上のものが、検索エンジンが、あなたのブログ/サイトなどの検索結果のランキングを決める仕組みとなるのです。
また質の高い被リンクを得るために行う外部SEO対策と、各記事のSEOキーワード設定などの内部SEO対策は重要になってくるのです。
外部と内部の両方にSEOの対策を行うことで、短期間でも検索エンジンにおいて上位表示を実現できるようになります。
2. 効果的な検索エンジン(SEO)対策の5つの手順
今日のSEOの世界では、検索エンジンを攻略する際に、SNSなどは欠かすことのできないツールです。
なぜなら、ブログ、Facebook、Twitter、はてなブックマークのようなソーシャルメディアは、リンクを提供してくれる重要な媒体になるからです。
言うならば、検索エンジンを攻略するマーケターにとって、SNSの最大の利点は短期間のうちに多くのリンクを集めることだと断言できるのです。
SNS全盛期のSEO攻略術としては、下記の流れになります。
1. 検索エンジンの求めるコンテンツを作る
読者の求めているコンテンツが何なのか常に自問自答しましょう。多くの人からシェアしてもらえるコンテンツでないと、爆発的なアクセスを生み出すことはできません。
2. SNSから流入を確保する
ブログやサイトに新しいコンテンツを投稿したら、そのままFace book、Twitterでシェアして拡散するようにしましょう。
3. サイト訪問者自身に、あなたのサイトや記事を宣伝してもらう
コンテンツの質が良ければ、読者はSNSなどでコンテンツを拡散してくれるでしょう。またFacebookのシェアやTwitterのツイートは被リンク効果も持っているので、検索順位に良い影響をもたらします。
4. Googleで上位表示され始める
多くの人に読まれるようになってくると、記事がGoogleで上位に表示されるようになっていきます。
5. 倍々ゲームでアクセスが増えていく
そして、最終的にはSNSからの流入に留まらず、検索エンジンから多くのアクセスが流れ込んでくるようになります。
検索エンジンからの自然流入は、SNSからのアクセスと比べて目的がはっきりとしており、あなたのサイトのコンバージョンも上がっていくようになるのです。
これが、現在の検索エンジンマーケティングにおいて最大の効果を発揮する流れになります。
そして、これらの流れから最大の結果を出すためにも、キーワード選定は入念に行ってください。
次に、キーワード選定についても解説していきます。
3. SEOキーワード選定の5大要素
キーワード選定において、一番重要な目的としては、月間検索ボリュームを調べることではないです。
「どのようなコンテンツに、どれくらいの需要があるのか」を知ることができるかが重要なのです。
従って、キーワード選定において、以下の5つの要素をまずは把握しましょう。
1. 分析ツールは一つに絞る
キーワードの分析ツールは一つに絞ってください。一つに絞ることで、特定のキーワードがどれくらいの期間を経て上位表示するようになったか追跡することができます。
おすすめはGoogleキーワードツールです。
2. 特定のキーワードを見つける
キーワードには主に2種類のモノがあります。
メインキーワードと複合キーワードです。
例えば、男性向け化粧品を紹介しているサイトがあるとしたら、「化粧品」というキーワードで上位表示されたら、多くのアクセスを集めることができます。
しかし、女性の化粧品を探している女性からアクセスが来ても、紹介できる商品が無いですよね。
なので、「男性 化粧品」「男性 美容」などと、特定のキーワードに絞って質の高いアクセスを集めるようにしなくてはならないのです。
また「男性 美容液」「男性 化粧水」などの類義語の調査もしっかり行う必要があるでしょう。
3. 数字をしっかりと理解する
キーワード分析ツールで表示される月間検索数は重要ですが、それ以上にある特定のキーワードが他のキーワードと比べて、どれくらいの検索数の違いがあるのか注視しましょう。
検索数を比較することで、どのキーワードを選定すべきか判断できるようになります。
また、キーワード選定は、SEO対策において最重要課題の一つであります。
競合性の激しいキーワードを狙うのではなくて、確実にアクセスを集めることができる複合キーワード(ロングテールキーワード)で攻略するようにしてください。
4. コンバージョンを意識してキーワードを選定する
あなたが上位表示したいキーワードからアクセスを集めることで、あなたのサイトで実現したいことができるかどうか考えてみましょう。
例えば、英語学習に興味のある読者を集めたいのに、ブログ集客というキーワードで対策しても意味を成さないでしょう。
自分の売りたい商品やサービスが最終的にコンバージョンできるように、その目的に添えるようなキーワードを使うようにしてください。
5. キーワードを選定した後、コンテンツを作っていく
キーワード選定の目的は、「どれくらいの多くの人が、どういったコンテンツを求めているか」を知る事です。
そして、人々の役に立つ有益なコンテンツを作ることは上位表示の条件なのです。
良いコンテンツを発信すれば、SNSで拡散され話題に上がり、多くの人が外部リンクを付けてくれるようになります。
この5つの要素を理解して、キーワード選定を行うことで、「ニーズのあるコンテンツ」が具体的に把握できるようになります。
次のステップでは、選定したキーワードを元にコンテンツを作っていくプロセスを解説していきます。
4. 検索エンジンに評価されるコンテンツの5つのポイント
キーワード選定によって、人が求めているコンテンツを把握できたのであれば、次はそれらのキーワードを使い、検索エンジンが評価してくれるようなコンテンツを作るステップに入ります。
下記はその際に、注意すべき点となります。
1: 文章の中にキーワードを入れながら書く
あなたの運営するブログサイトでは、人々のどんな悩みを解決することができますか?
訪問する読者の悩みを解決できるでしょうか?
キーワード選定によって、読者がどんな悩みを持っているか調べることができます。
このような、人々のニーズを把握して、それに的確な答えを出していくことで読者に満足してもらえるコンテンツが作れます。
多くの人にとって、価値があるコンテンツと判断されれば、自然と検索上位は獲得できるようになり、大きなアクセスを生むことができるようになるでしょう。
最適なキーワードを洗い出して、そのキーワードでとことん価値の高い記事を書いていきましょう。
2:メタディスクリプションを設定する
検索エンジンは、ユーザーが検索するキーワードに対して、関連性が一番高いと思われるものを表示しようとします。
つまり、上位に表示したいキーワードを使い、サイトやブログ記事のタイトルを決めていく必要があるのです。
タイトルにSEOキーワードを入れておけば、あなたのサイトにリンクを貼ってくれる人たちが、そのサイトタイトルをそのまま使ってアンカーテキストに入れてもらいやすくなるでしょう。
※アンカーテキストは、リンクの強さを左右するので重要な要素です
3:ボリュームのある質の高いコンテンツを量産する
文字数などが多くて情報量の多いコンテンツは、それだけでも検索エンジンからの評価の対象となります。
サイトを立ち上げたばかりの頃に、競合性の高いキーワードで上位を取るのなら外部からの被リンクを多く獲得する必要が出てきます。
そして、多くの被リンクを獲得したいのであれば、とにかく読者に有益な記事を書くしかありません。
ユーザーファーストな質の高い記事作りを目指しましょう。
4:記事のランディングページを作成する
自分のコンテンツに力が付いてきたら、ランディングページも作ってみると良いです。
記事のランディングページとは、一つの記事に関連性のある記事を並べる形でリスト表の記事を作ることです。
SEOなら、SEOについての関連記事をまとめた一覧リストの記事を作ることで、読者をリピーター化させたり、質の高い被リンクを得ることができるのです。
5:更新頻度は定期的に保つ
Googleの検索エンジンは、記事が良く更新されるようなサイトを評価します。
更新頻度が高いと、SNSにも更新情報が流れるため、被リンクがより加速度的に増えていきます。
このため、SNSマーケを専門とする人もブログを自分のメイン事業にしたりします。
ここまでのキーワード選定、コンテンツ作成を適切にやっていけば、次第にアクセスが集まりある日突然一気にPV数が上がり、被リンクが驚くほどに得られるようになっていきます。
PV数が急上昇するのを待つのも良いですが、実は自分から積極的にその成果を手に入れる方法があるのです。
5. 効果的に被リンクを獲得していく5つのテクニック
質の高いリンクを獲得する方法はいくつかあるのですが、下記の5つのテクニックが特に有効と言える施策になります。
1:記事の提供
他の有名ブロガーのサイトや、コンテンツサイトなどに記事を提供することで、自分のブログサイトの成長速度を加速させることができます。
記事を提供することで、自分の知名度や権威性を上げることができ、自分自身のサイトへリンクを送ることができるのです。
2:SNSを使い拡散する
TwitterやFacebookは、自分の書いた記事を世の中に広めるツールとして絶好の武器になります。
より多くの人がSNS流入によって、自分のサイトへ訪問してくれれば、より質の高いリンクを得る機会も増えていくのです。
3:他のブロガーのサイトにリンクを貼る
あなたのサイトのコンテンツと関連度が高いコンテンツを保有しているブロガーと信頼関係を構築するのは、自分のサイトを宣伝するためと被リンクを獲得するためにとても有効な方法です。
ブログに真剣に取り組んでいる人は、自分のサイトに貼ってあるリンクを確認しています。
自分が率先して、誰かのサイトにリンクを送るようになれば、相手もリンクを返してくれるようになってくるはずです。(返報性の法則)
自分一人だけで、ブログを成長させるより、誰かと協力して大きくしていく方が効率が良かったりもするのです。
4:記事投稿サイトを使う
時折、記事投稿サイトへ投稿することも実はリンク獲得手段として、かなり有効だと言えます。
(適切なアンカーリンクをつけ、あなたのサイトへリンクを貼ります)
記事投稿サイトは、検索すればいくらでも出てきますので、定期的に投稿してみましょう。
5:コンテンツ+PR=被リンク獲得
Googleの理念としては、ユーザーにとって最も価値の高いコンテンツを提供することにあります。
この原理原則を無視して、自分の利益だけを優先して小手先のテクニックに走れば、たちまちGoogleからのペナルティを受ける危険性が出てきます。
魅力的なコンテンツを作り、SNSを使ってPRし多くの人に読んで貰うように仕向けて、読者に自分のサイトの有益さを分かってもらうことで、被リンク獲得が生まれていくのです。
効果的なSEOを行うためにも、質の高いコンテンツ作りとコンテンツを宣伝することを忘れないようにしましょう。
SNS対策とSEO対策の二刀流を意識
SNSをメインとして使う人の中には、SEO流入は気にしなくて良いという考え方の人がいたりしますが、実はSNSからとSEOからの流入はユーザーの目的意識がはっきりと違います。
SNSからのアクセスは興味本位で、なんとなく流れ着いた人が多く、SEOからのアクセスは明確に目的があって流入してくる人が圧倒的に多いのです。
もちろんSEOからアクセスしてくる人の方が、コンバージョン率が高いのは言うまでも無いです。
さらに、SNSマーケとSEOのマーケティングは非常に相関関係が強いです。
あなたが書いた良質な記事は、SNSで拡散することで多くの人に読まれます。
アクセスが集まってくると、多くの人にリンクを付けて貰えるチャンスも増えていくのです。
SNSとSEO対策は同時並行して進めていき、どちらも同じくらい力を入れていくことでより速く大きな成果を手に入れることができるでしょう。