これから社会に出ることになる人、社会で生きている人
「社会に出るにあたって必要とされる素養って何なの? 実際学力とか、頭の良さ以外に何かあるの? 社会に出て活躍するための能力が何なのか教えて欲しい。」
こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
・社会に出て最も必要とされる素養とは?
・社会人って学歴とか関係あるの?
・社会の第一線で活躍している人に共通するものとは?
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、商社の営業として働いていますが社会で活躍している人の共通点ってやはりあるように思います。
自分が社会に出てみて最も必要とされるものについて、考えた時正直必要なものはそんなに多くありません。
なので必要なものにフォーカスして、意識していけば誰にだって活躍するチャンスは見えてくるのです。
そんな社会に出たら必要な素養について、解説してきたいと思います。
社会に出て最も必要とされる素養とは?
社会に出て最も必要とされる素養は
・問題解決能力
・創造性
この二つに集約されます。
社会に出ると次から次へと、頭を悩ますような問題が出てきますがそういった問題を解決する力は社会人において最も重要です。
客からのクレームや新製品の開発、新規顧客の営業といった難しい課題などに対して、自分の力で解決していく能力が絶対に必要になってきます。
例えば、顧客からのクレームなどに対処するにはあなたの言葉遣いや、客に対してのヒアリング力、理解力などクレームを解決するまでに多くの要素を必要とするようになるでしょう。
また新規の営業でも、客から警戒心を持たれない為に、いかに懐に入っていくかはあなたのコミュニケーション力によりますが、シャッターが下りている新規ユーザーの心を開くという問題解決が必要になってくるのです。
この問題解決能力は学生時代にあまり経験はすることはないでしょう。
なので出来れば若いうちから、解決困難な問題をたくさん経験すると良いです。
例えば、アルバイトも良いかもしれませんがそれ以上に自分で商売をやってみることや、何かの組織を立ち上げて自分が人を統率するという経験も良いです。
大学生などが良くサークルの代表を経験していたりしますが、それも本気で打ち込んだなら十分に経験値になるはずです。
人がなるべくやりたがらないような事を自分が率先してやってみる、勇気を持って行動に移すというのが肝心です。
もう一つ社会に出て必要な素養としては、「創造性」があります。
この創造性は今のような知識社会で特に重要になってきております。
Appleのような革新的なIphone、Amazonのような顧客第一の通販サイトなど世の中には創造性豊かな会社がたくさんあります。
既存の枠組みや、商品、サービスの概念を打ち破るような破壊的イノベーションを生み出さないとどこの企業も生き残りが難しくなってきたのです。
この創造性を一個人が身に付けるには、とても難しいことですが普段から質の良い情報に大量に触れている事でふと自分で思いがけない発想ができるようになります。
Appleの創業者スティーブ・ジョブズはIphoneを生み出したアイディアとして、西洋や中東などでペンを用いて文字を美しくみせる為の手法であるカリグラフィーからあの画面タッチ操作を思いついたと言います。
カリグラフィーとテクノロジーは全く関係無いように思いますが、思いがけないところで発想の着眼点にいきそこから巨大なビジネスに生まれ変わったのです。
カリグラフィーに限らず、こういった普段何気なく自分が関われそうな関心事があったら積極的にチャレンジしてみてその経験がどう人々の役に立っていくのか想像してみるとよいでしょう。
常に頭の中でイメージするように思考を巡らせて、クリエイティブな日々を送ることで創造性にあふれる行動が出来るようになります。
社会人って学歴とか関係あるの?
社会に出たら学歴って関係あるか気になる方も多いかもしれませんが、実際ほとんどの場合で仕事で学歴が関係するかといったら話のネタ程度くらいにはなるでしょう。
一部の学歴派閥が存在するような会社は別ですが、多くの場合学歴よりその人の実績の方がよほど重要になってきます。
例えば、全国支店で営業成績トップになったり、社内で新人賞をとったり、自分の上司の成績をぶち抜いたりといった事が社会に出たらとても評価されます。
実績さえ残せば、会社では認められる存在になり、より重要な案件を任せて貰えるようになるでしょう。
社会に出たら学歴って関係ないの?【高学歴エリート達の行く末】
とにかく社会に出たら、自分が積極的に行動するようにして若いうちにたくさんの実績を作っていくと良いです。
会社で活躍出来る人は、独立しても活躍できるので、自分が若いうちにどの程度会社に貢献できる能力を兼ね備えているのかなど、客観的に把握する事も重要です。
自分が得意な事を見つけて、その分野では誰にも負けないくらい特化してしまえば他の企業もあなたのその能力に目を付けるようになり、転職市場などで欲しくなる人材として認識されるようになります。
特にセールスのスキルなどは、かなり自分の市場価値を高める事ができます。
セールスが出来れば会社の売上には間違なく貢献できるので、そんな人材はどこの会社も欲しくなるでしょう。
社会の第一線で活躍している人に共通するものとは?
社会の第一線で目立っている人の特徴として、圧倒的に行動力がある人が多いです。
そういう人たちって、学生時代に自分でNPO法人を立ち上げて代表を務めたり、エベレスト登頂だったり、新興国で慈善事業に努めたりといったことを普通に経験していたりします。
人と違う何かを自分で切り開いてきた人たちは、社会に出てからも自分で何かを成し遂げるという事が自然と出来るようになるのです。
普通の人ではあまりやりたがらない事を行動に移すことにより、己を高める事が好きなタイプでしょうか。
世の中ではそういった人たちが第一線で活躍出来るようになっているのです。
他には特に、活躍出来る人は論理的な思考力が異様に高いように思います。
デキる人ほどものごとに筋道を立てて、最適解を見出す能力が高いのです。
特に外資コンサルなどは、企業の経営陣が抱えている会社の経営で直面する問題事を洗い出し、業務の効率化/改善、従業員のパフォーマンス向上化、事業運営の最大利益を追求するために高度な知識を必要とする戦略フレームワークなどを用いて、会社の処方箋を提案しています。
まさに顧客が抱える悩み、問題事を解決する解決能力や新たな革新的な業務改善をする為の創造性を外資コンサルの人たちはその高度な知能を使って仕事にあたっているのです。
まあ顧客の悩みや、ニーズを解決するという面でいうなら営業も似たようなものです。
論理的思考力は、現代のような知識社会において最も必要とされる能力という事が言えるでしょう。
論理的思考力を鍛えるには、特にたくさんの本を読むと良いです。
社会の第一線で活躍している人が書いた本を読むのがお勧めですが、成功者の人生経験を本を通して自分も疑似体験することで少ない時間、お金で自己成長することだってできます。
私の個人的な趣味にもなりますが、シャーロック・ホームズは特にお勧めです。
世界一の名探偵であるホームズは、解決不可能と思われる事件を次々と解決していきロンドン警察の救世主となりました。
彼に解決できない問題は無いくらい、推理力、分析力、観察力が飛びぬけているのがホームズの特徴です。
助手のワトソンと初めて出会った時にホームズは握手しただけで、ワトソンがアフガニスタン帰りの軍医であることを見抜きました。
それほどの観察眼と推理力を兼ね備えているのです。
この観察眼と推理力は実際のビジネスシーンでも必要とされる能力でありますので、是非ホームズを読んであなたのビジネスにも役に立ててみてはどうでしょうか?