人間同士のコミュニケーションって奥が深すぎて本当に難しいと思う人
「人とのコミュニケーションが上手くいかない、どうやって会話を進めれば良いのか分からない。より良い人間関係を築くためにコミュニケーション能力ってどうやって向上させれば良いの?」
こんなお悩みを解決していきます。
本記事の内容
・より良いコミュニケーションをしていく為には
・人間関係の悩みは教養不足?
・コミュニケーション能力の高い人に共通するモノ
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、商社の営業を4年以上経験しており人並み以上には人間同士のコミュニケーションを学んできたつもりです。
わたしは32年間生きてきてこれほど、人間同士のコミュニケーションって難しいものはないと考えています。
なぜならコミュニケーションには数学のような正解が無いからです。
自分が良かれと思ってやっていることが必ずしも、その人にとって良いこととは限りません。
また相手が自分に対して、どんな気持ちでいるのかを読み取ることだって凄く難しいのです。
そんなコミュニケーションについて、わたしが経験してきた事やより良い人間関係を構築していくことについて本記事で説明していければと思います。
より良いコミュニケーションをしていく為には
人間同士のコミュニケーションにおいて最も必要になってくるのは、相手の立場を考えて相手の気持ちを理解することです。
人は一人では生きてはいけません。
誰かの支えが無いと、自分だけで出来ることには限界があるのです。
独りよがりの人はいずれ自分の周りから人がいなくなり、孤立してしまいます。
独りでも生きていけるひとがたまにいますが、ひとりぼっちの人生とは実に空虚なものです。
私は商社の営業をしていて、コミュニケーションの重要な点は何か徹底的に考えました。
商社の現役営業マンが実践する、人間関係を100倍上手くいかせる会話術??
そこでたどり着いた答えですが、とにかく相手の話を聞くことです。
神様が人間の顔に言葉を喋る「口」を一つにして、言葉を聞く「耳」を二つにしたのは、喋る事よりも聞く事の方が100倍大切だからです。
コミュニケーションの原理原則として、とにかく聞くに徹してください。
聞くことを続けていれば、いずれ相手も心を開いてくれて自分に本音を打ち明けてくれるようになります。
会話は自分が話すのは1割:聞くことが9割。という事を頭に置いておきましょう。
特に恋愛などでは、これが痛いほど分かるのではないでしょうか?
会話が一方通行だと、カップルなどは長続きしませんし、相手を知ろうという気持ちが無いと恋愛関係にはならないです。
また聞くことが重要だとしても、ただ頷いているだけではいけません。
人の話を聞くという行為には、その話に対しての知識や理解力も問われます。
あなたが日本史の事を全く知らないのに、永遠と日本史の話をされても全く響いてきませんよね。
自分の興味ある趣味や、芸能人について話をして貰ったらあなたもその話をもっと続けたいと思うようになるはずです。
コミュニケーション力を上げる為にも、引き出しは多く持っておきましょう。
人間関係の悩みは教養不足?
私は、人間関係の悩みは教養の不足からくるのではと思う事があります。
例えば、あなたの職場にどうしても反りが合わない上司がいるとします。
その上司の考え方や価値観、モノの言い方があなたには絶対に理解できない時に、まずは人間という生き物についての理解に努めてください。
人間は感情で動く生き物です、仮にあなたがいくら正論を述べたところで相手の怒りを余計に買ってしまう時は、コミュニケーションには正解が無いからなのです。
この場合、話の中で正解を見つけるには互いが納得できるモノを見つける必要があります。
人間には喜怒哀楽の感情が備わっており、論理的な説明が頭で理解できても納得がいくかどうかは感情次第でもあるという事が言えます。
なので、まずは感情のコントロールを身に付ける必要があるのです。
特に激昂型の人は、より感情を抑える方法を学ぶのが良いでしょう。
常に感情が穏やかでいるためには、世の中には十人十色のタイプ人たちがいる事を理解し、そういった様々なタイプの人たちに乱されないよう自分は自分と考えて常に冷静でいるように心がけるのです。
冷静に物事を考えられるようになると、自分をメタ認知(第三者からの視点で自分を捉える事) することができるようになります。
客観的な視野で物事を理解するようにして、他者の相互理解を目指しましょう。
また人間の事をより理解する為には、歴史の勉強がおすすめです。
なぜなら、歴史とは人間の繰り返してきた行為そのものの蓄積であり、先人たちが何をどう考えて、その行動に至ったのか、またどうやって偉業を成し遂げるために組織を作り人々を統率していったのかなどが歴史から深く学ぶことが出来ます。
織田信長の家臣である、豊臣秀吉の草履のエピソードは特に興味深いです。
信長が草履を履こうとした時に、草履が無かったのでそれを疑問に思った信長は秀吉に対して「お前は私の草履の上に座っているな?」と指摘しますが、秀吉は「いえ座っていたのではなく、懐の中に入れて暖めておきました」と自分の衣服の中から草履を取り出して、信長に感銘を与えることになったのです。
そこから、秀吉は信長の信頼される部下として出世していき全国に名を轟かせるほどになったのです。
ビジネスシーンではこういった相手の事を思う気遣いがとても重要になってきます。
心配りができる人間は周りから信頼されて、頼られるようになるのです。
コミュニケーション能力の高い人に共通するモノ
コミュニケーション能力の高い人に共通するモノとして、相手に合わせる事に本当に長けている人が多いです。
私の母親はとても社交的で誰とでも仲良くなることが得意ですが、とにかく話を広げる能力に長けています。
どんな些細な事柄でも、それについて永遠と話しをし続けることができ、また自分の話もしっかりと聞いてくれますので、会話が続くのです。
コミュニケーション力は男性より、女性の方が脳の構造的に優れているため雑談などを女性は得意とするでしょう。
なのでコミュニケーションは女性から学ぶのもお勧めです。
(下記は人脈を増やすテクニックです)
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相手の声のトーンやイントネーションなので相手の気持ちを読み取り、同調していけば自然とよりコミュニケーションが上手くいくようになるはずです。
さらに場数を踏む必要もあります。
私は学生時代に大学や街頭などで、多くの人にインタビューする活動をしていました。
学生から社会人、外国人の方などありとあらゆる相手に対して、会話を広めていく必要があるのでとても柔軟性が求められる行為でありました。
最初の方は、緊張で全く上手く話せなかったですが、心を鬼にして何度も話しかけていると次第にリラックスして会話に臨めるようになり相手との会話が楽しめるようになっていったのです。
この経験は商社の営業でかなり活きており、元々奥手だった自分が誰とでも商談できるくらいのコミュニケーション力が体得できるまでになりました。
コミュニケーション力を得たことで自分の人生は劇的に変わり、多くの友人や知人が出来るようなったので、人生に厚みが増えたように思います。
ぜひコミュニケーションでお困りの皆さんには、何度も場数を踏むことを心がけて臆することなく人との会話を楽しむことを覚えて欲しいです。